2021年アート・ルーニー・スポーツマンシップ賞のファイナリスト8名選出
2022年01月03日(月) 00:37現地12月30日(木)、NFLが2021年アート・ルーニー・スポーツマン賞のファイナリスト8名を発表した。
この賞は毎年、フェアプレーを実践したり、試合と対戦相手に対する敬意や競技における誠実さを示したりと、フィールド上でスポーツマンシップを最も発揮した選手に送られる。
各カンファレンスから4名の選手が最終選考に残り、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)からはクオーターバック(QB)ジョシュ・アレン(バッファロー・ビルズ)、ワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックス(ヒューストン・テキサンズ)、ディフェンシブバック(DB)ジェイソン・マコーティー(マイアミ・ドルフィンズ)、WRマシュー・スレイター(ニューイングランド・ペイトリオッツ)が選出された。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)からは、ラインバッカー(LB)ラボンテ・デービッド(タンパベイ・バッカニアーズ)、ディフェンシブエンド(DE)キャメロン・ジョーダン(ニューオーリンズ・セインツ)、フルバック(FB)カイル・ユーズチェック(サンフランシスコ・49ers)、WRアダム・シーレン(ミネソタ・バイキングス)が選出されている。
受賞者は2月10日(木)に開催される毎年恒例の”NFL Honors(NFLオナーズ)”で発表される予定だ。
NFLレジェンズ・コミュニティーに所属する元選手から成る委員会が、32名の候補者から8名のファイナリストを選出。委員会はウォリック・ダン、ラリー・フィッツジェラルド、カーティス・マーティン、レオナルド・ウィーラーの4名で構成されている。8名のファイナリストたちはスポーツマンシップ賞のカテゴリーとして、プロボウルの投票を行う際に一緒に投票にかけられていた。
プロボウルに11回選出された経歴を持ち、2016年ウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤーを受賞したフィッツジェラルドは次のようにコメントしている。「自分も多くの候補者たちと競い合う栄誉をいただいた。より重要なのは、何人かと知り合いになり、フィールド外で関係を築く機会に恵まれたことだ。ルーニー氏のレガシーは彼らを通して残り続けていく。彼らはチームワーク、競争力、勤勉さ、楽観主義、そして誠実さを象徴している。今年のアート・ルーニー・スポーツマンシップ賞の候補者となった皆さん、おめでとう」
スレイターは3年連続、通算4度目のファイナリストとなり、ユーズチェックは2年連続でファイナリストとなった。デービッドは過去4シーズンともにノミネートされている。アレン、クックス、マコーティー、ジョーダン、シーレンは、いずれも初めてノミネートされた。
NFLスポーツマンシップ賞の受賞者は現役NFL選手たちの投票によって決まる。ファイナリスト8名の中から、各チームの選手は自分たちがウイナーに選ぶ選手に投票。プロボウルの投票と同様に、自分のチームに所属する選手に投票することはできない。
この賞は2014年にピッツバーグ・スティーラーズの創設者であり、プロフットボールの殿堂のメンバーでもある故アート・ルーニー・シニアに敬意を表して誕生した。
【RA】