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タイタンズRBヘンリーにIRからの復帰指定

2022年01月06日(木) 08:40


テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【AP Photo/Wade Payne】

ランニングバック(RB)デリック・ヘンリーがフィールドへ戻ってこようとしている。

現地5日(水)、テネシー・タイタンズのランニングバックであるヘンリーが正式に故障者リザーブ(IR)からの復帰指定を受けた。これによって練習復帰の道が開かれ、IRからアクティブロースターへ戻るまでの21日間の期間がスタートする。『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウルフが以前、ヘンリーには水曜日の練習復帰が見込まれると伝えていた。

ヘッドコーチのマイク・ブラベルは水曜日に、報道陣に「とにかく、彼がどう反応するか見ていく。故障者リザーブから復帰する他の誰とも同じだ」と話している。

タイタンズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の第1シード獲得を目指しているものの、ヘンリーを練習に戻すからといって、必ずしもシーズン第18週に組まれているヒューストン・テキサンズ戦に強硬的に出勝させるとは限らない。

ヘンリーは先週に軽い運動を行っており、手術と8試合の欠場につながった足のジョーンズ骨折からの復帰に向けてギアを上げていた。水曜日の練習参加は、そのプロセスにおける新たな一歩となる。

ヘンリーが日曜日に出陣するかどうか以上に重要なのは、実際の復帰に向けた期間がスタートしたことで、タイタンズがポストシーズンでのヘンリー参戦の準備を進めているという点だ。タイタンズが今週末に勝利すれば、AFCで唯一のポストシーズンバイを獲得し、ヘンリーがディビジョナルラウンドで現場に戻ってくる前に練習とリハビリに費やせる時間が長くなる。

今季の8試合でヘンリーはキャリー219回、937ヤード、タッチダウン10回をマークした。ハロウィン以来プレーしていないものの、それでもヘンリーはNFLのラッシングヤードで6位につけている。

最近では調子を戻していたタイタンズ攻撃陣だが、ヘンリーがいない間にパフォーマンスが落ちていた。

タイタンズはヘンリーが今季にプレーした8試合中、4試合で30ポイント以上を獲得。ヘンリーがいなかった8試合で30ポイント越えを達成できたのは1試合のみだった(シーズン第17週のドルフィンズ戦で34ポイント)。ヘンリーがいる際に20ポイント以下だったのは1試合(第1週)だけだが、ヘンリーが欠場した試合で20ポイント以下だったのは5試合を数える(第11週、第12週、第14週、第15週、第16週)。

タイタンズの第1シード獲得を目指すレースでカギとなるのはA.J.ブラウンの健康状態だが、ヘンリーのポストシーズン復帰はチームに欠けていた原動力を与えるだろう。

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