ブロンコス臨時コーチ、敗北に「はらわたが煮えくりかえる」
2016年10月16日(日) 09:28
現地13日(木)に行われたサンディエゴ・チャージャースとの試合直前になって、デンバー・ブロンコスのジョー・デキャミリスは急きょヘッドコーチ(HC)役を4日間にわたって引き受けることになった。黒星を喫したことに彼は強い憤りを示す。
「町のため、組織のためにも何としてでも勝ちたかった」と彼はチームの公式サイトに語った。「はらわたが煮えくりかえるようだ。気分が悪い。私は負けることが大嫌いなんだ、それだけだよ」
本来はスペシャルチームコーディネーター(SC)の立場であるデキャミリスは、パントの失敗、キックとオンサイドキックの失敗からのリカバリーでスペシャルチームを3回もターンオーバーさせられながら、力を発揮できなかったことに動揺を隠せない。
「スペシャルチームで3回もターンオーバーしながら、ゲームに勝てないというのはとにかく腹が立つ」とデキャミリスは述べた。「こんなことは望んでいない」
HCゲイリー・キュービアックを欠いたブロンコスのオフェンスは初めから勢いがなく、オペレーション全体を穴に引きずり込んでしまった。
直前になっての任命だった以上、敗戦の責をデキャミリスに負わせるのは酷というもの。フルタイムのHCでもサーズデーナイトのロードゲームでプレーヤーたちの準備を整えるのには苦しんでいる。
次の問題は、ホームでヒューストン・テキサンズを迎え撃つ現地24日(月)までにキュービアックが戻ってこられるかどうかだ。予定では17日(月)に復帰することになっており、プレーの指示を必要とするオフェンスにはいいニュースだ。しかし、彼の体調が万全の状態に戻るまで、チームはストレスのかかる環境にキュービアックを置くことはしないだろう。