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カーディナルスDEワットにIRから復帰指定、プレーオフ第1ラウンドでの復帰を目指す

2022年01月08日(土) 11:11


アリゾナ・カーディナルスのJ.J.ワット【AP Photo/Matt Patterson】

アリゾナ・カーディナルスのディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットが再び奇跡的な回復を遂げようとしている。

情報筋の話によると、ワットは当初に計画していたスーパーボウルでの復帰よりもはるかに早い、プレーオフ第1ラウンドでの復帰を目指しているという。現地7日(金)、チームはワットの練習復帰を正式に指定し、重要な一歩を踏み出した。ワットは現在、21日以内に故障者リザーブ(IR)からアクティブ登録される必要がある。

関節唇、腱板、上腕二頭筋を断裂していたワットは昨年10月下旬に修復手術を受けた。多くの場合、このような複合的なケガの回復には6カ月を要すると言われている。それでもワットは、カーディナルスがスーパーボウルに出場すれば2月までに復帰することを希望していた。

しかし、ワットのリハビリ状況を知っている人によれば、ワットはすでにプレーできるレベルにあるという検査結果が出ているそうだ。ここ数日間でMRI検査を受けたワットは、信じられないほどの回復を遂げたことを確認している。

情報筋の話によると、ワットはすでにディフェンシブラインのドリルに取り組んでおり、もっとできるような気がしているとのこと。リハビリで限界まで自分を追い込み、自らの体を誰よりもよく知り、自分がどれだけ頑張れるかを理解している。そのおかげで、リハビリを思いもよらないレベルまで加速させられたのだ。

ケガからの回復スピードが予想を上回ったのは今回が初めてではない。2019年には回復するまでに4カ月かかると予測されていた胸筋の断裂から10週間で復帰した。

カーディナルスは日曜日にレギュラーシーズンを終える予定で、復帰に向けて態勢を整えたワットと共にプレーオフに進出できることを確信している。

【RA】