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ライオンズRBリディックは欠場

2016年10月16日(日) 09:22


第6週の試合を欠場することになったRBセオ・リディック【AP Photo/Paul Sancya】

デトロイト・ライオンズのバックフィールドで故障者が増え続けている。

チームは現地16日(日)のロサンゼルス・ラムズ戦でセオ・リディックが足首のけがのため欠場すると発表した。リディックは今週の練習をずっと休んでいる。

ルーキーランニングバック(RB)のドウェイン・ワシントンも足首のけがでクエッショナブル。ワシントンは先週の勝ち試合も欠場した。

リディックの不在はデトロイトのオフェンスにとっては大打撃だ。彼は故障者となったエイミール・アブダラーに代わって先発入りした。一流のパスキャッチ力を持つリディックは同じ空間にいる敵のラインバッカー(LB)たちに悪夢をもたらす。プロ4年目にしてここまでの5試合で26回のレシーブ、190ヤードを獲得、3回のタッチダウンを決めた。マシュー・スタッフォードはラムズのフロントセブンに対するお守りを失ってしまった。

リディックの負傷で、新規加入したジャスティン・フォーセットにライオンズでの初戦で大きな期待がかかる。フォーセットは今シーズン、ボルティモア・レイブンズから出場した3試合で平均3.2ヤードしか獲得していない。彼のほかにデトロイトのロースターで健康なテールバックは、プレシーズンで活躍したザック・ゼンナーしかいない。

けが人が続出しているのはRBだけではない。タイトエンド(TE)のエリック・エブロン、LBのディアンドレ・レビーとディフェンシブタックル(DT)のハロティ・ナータもアウト宣告されている。パスラッシャーのディフェンシブエンド(DE)エゼキエル・アンサー(足首)もクエッショナブルだが、復帰に向けた経過は順調だ。ルーキーディフェンシブタックル(DT)のアショーン・ロビンソン(肩)もクエッショナブル。ガード(G)のラリー・ウォーフォード(尻)とレイケン・トムリンソン(首)もクエッショナブル――ラムズのDTアーロン・ドナルドと向き合うにはかなり不利な状況だ。