今週、テネシー・タイタンズのランニングバック（RB）デリック・ヘンリーは練習に復帰したものの、フィールドに戻るまでにはまだ時間がかかりそうだ。

タイタンズは現地8日（土）にヘンリーをアクティブ登録しなかったと発表。これにより、ヘンリーはシーズン第18週に行われるヒューストン・テキサンズ戦には出場しないことになった。水曜日に故障者リザーブ（IR）から復帰指定されたヘンリーがポストシーズンでプレーするには、この日から21日以内にアクティブ登録されなければならない。

それがシーズン第8週に足のジョーンズ骨折を患い、回復には6週間から10週間かかると言われていたヘンリーの目標となっている。ヘンリーはタイタンズのプレーオフ初戦に間に合うように戻ってくるかもしれない。

タイタンズ（11勝5敗）がテキサンズに勝てばAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）の第1シードとファーストラウンドバイを獲得できるため、ヘンリーとチームメイトは準備期間として余分に1週間を確保できる。『NFL Network（NFLネットワーク）』のキャメロン・ウルフによれば、活動量を増やしているヘンリーがプレーオフで復帰できるという楽観的な見方は多く残っているとのこと。

次戦ではヘンリー不在となるため、タイタンズのバックフィールドの大部分は引き続きRBドンタ・フォーマンが担う。先週にキャリアハイとなる132ランヤードを稼いだフォーマンは、過去5試合のうち3試合で100ヤードを突破している。戦線離脱するまでは新たに歴史的なシーズンを送っていたヘンリーを欠く中、フォーマンの貢献は欠かせない。

ヘンリーがわずか8試合で達成した937ランヤードは、いまだに今季のNFL6位に位置している。

【RA】