レイダースの関心を引き寄せる可能性が報じられるミシガン大学ハーボーHC
2022年01月09日(日) 13:03ジム・ハーボーは2021年、ミシガン大学を率いる中で新たな高みに到達した。それはNFLへの復帰の足がかりになるかもしれない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地8日(土)に関係者の話として報じたところによると、ヘッドコーチ(HC)の空きがあるチームにハーボーが注目されるようになってきたという。ハーボーに関心を寄せているチームの一つであるラスベガス・レイダースは、今季の大半を暫定HCリッチ・ビサッチアのもとで過ごしており、日曜夜に控えるロサンゼルス・チャージャーズ戦に勝てば、ポストシーズンへの道を切り開くことができる。
ラポポートによると、ハーボーもレイダースに興味を持っているようで、双方から十分に関心が寄せられれば、この組み合わせに正当性を持たせられるだろう。
両者の気持ちが一致すれば、母校をカレッジフットボールの強豪校に仲間入りさせるべく、過去5年以上を費やしてきたハーボーがNFLへ復帰する可能性も出てくるだろう。ハーボーは在籍期間にライバルのオハイオ州立大学に対して初勝利を挙げ、ビッグ10チャンピオンシップ戦でもチームを初勝利に導いている。また、初出場を果たしたカレッジフットボールのプレーオフでは準決勝でジョージア大学に敗れた。
今回の報道は単純に、報酬アップとさらなる保障を引き出すのにこれ以上ないほどの好条件が揃っているハーボーに、いい影響を与えるだけかもしれない。それは正当なことでもあり、再びハーボーをNFLのサイドラインに戻すことにつながる可能性もある。ハーボーはかつて、2014年に内部の対立が原因で退任するまで4季にわたって指揮してきたサンフランシスコ・49ersをスーパーボウル出場に導いている。
【RA】