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カウボーイズQBプレスコットがイーグルス戦の勝利でトニー・ロモの単一シーズンTDパス記録を更新

2022年01月09日(日) 20:04

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Ron Jenkins】

ダック・プレスコットのカムバックシーズンは公式にダラス・カウボーイズのレコードブックに刻まれた。

現地8日(土)のフィラデルフィア・イーグルス戦で5つめのタッチダウンパスを決めたプレスコットは、シングルシーズンのタッチダウンパスを37として、トニー・ロモの持っていたカウボーイズの記録を塗り替えた。その過程でプレスコットは元イーグルスのヒーロー、コリー・クレモントへの8ヤードのパスを成功させて試合を37対20とし、自身が主役の夜を決定づけた。

最終的に27回中21回のパスを成功させて295ヤードを獲得し、5つのタッチダウンを決めてパサーレート151.8で試合を終えている。

「スペシャルなことだけど、そういう記録っていうのはこのチーム、このオフェンスあってのことだ」と試合後に彼は『ESPN』のリサ・ソルターズに話した。「パスをキャッチした一人一人、守ってくれた人たち、全員がその一翼を担っている。俺はただの受益者だよ。でも、1年前の自分の状態を思うと、今こうしてプレーオフに向かっていることについてはすごくワクワクしている」

プレスコットの記録的なシーズンにも苦しみがなかったわけではない。だが、全体として見れば、恐ろしい足首のケガで2020年シーズンの大部分を失ったクオーターバックとしては注目に値する活躍ぶりだった。プレシーズン中の肩の疲労やふくらはぎのケガが事態を複雑にし、そのために彼はレギュラーシーズンの1試合を欠場している。

逆境に見舞われながらもプレスコットは多くのチャレンジを乗り越えて、2007年にロモが残した36回のタッチダウンを上回り、カウボーイズの歴史に名を残した。5回のタッチダウンパスを決めたことでプレスコットのシーズン第16週から18週の合計は12回となり、2021年レギュラーシーズンを好調裏に終えて、ポジティブな勢いに乗ってポストシーズンに突入できることになった。

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