ラムズWRカップがレシーブ記録で3冠達成
2022年01月10日(月) 17:32ロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)クーパー・カップは3冠王として輝かしい2021年シーズンを締めくくった。
カップはレシーブ数、レシーブヤード数、タッチダウンレシーブ数の3つのカテゴリーでトップに立っており、2005年以降に3冠を達成したのはカップが初めてだ。
カップの最終的なスタッツはキャッチ145回で1,947ヤード、タッチダウンキャッチ16回。キャッチ数とヤード数はそれぞれNFL史上2番目に多い数字だ。
1970年以降にこの偉業を成し遂げたのはジェリー・ライス(サンフランシスコ・49ers、1990年)、スターリング・シャープ(グリーンベイ・パッカーズ、1992年)、スティーブ・スミス(カロライナ・パンサーズ、2005年)ら3人でカップは彼らに次ぐ4人目の選手となった。
ラムズは現地9日(日)に行われた49ers戦でオーバータイムの末に敗れたものの、カップはキャッチ7回で118ヤード、タッチダウン1回と、いつもと変わらぬ好調ぶりを見せている。
日曜日を迎えるにあたり、現実的に追いつかれそうだった記録はタッチダウン数だけだった。レギュラーシーズン最後の試合であるラスベガス・レイダース戦の前に、今季すでに100回のキャッチをマークしていたロサンゼルス・チャージャーズのWRキーナン・アレンがこのカテゴリーでカップに追いつくには、1試合あたりのキャッチ記録を2倍以上に増やさなければならず、結果的としてそれは叶わなかった。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区優勝の立役者であり、今季、ターゲットになったときのボールをほぼすべてキャッチしてきたカップは、3冠を達成して歴史的なシーズンを締めくくっている。
【RA】