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WRリドリーの状況は2022年も変わらないとファルコンズGMフォンテノー

2022年01月13日(木) 13:51

アトランタ・ファルコンズのカルビン・リドリー【Logan Bowles via AP】

アトランタ・ファルコンズのジェネラルマネジャー(GM)テリー・フォンテノーは現地12日(火)に、シーズン最後の11試合を欠場したスターワイドレシーバー(WR)のカルビン・リドリーに関するアップデートはないと述べた。

『Associated Press(AP通信)』によれば、オフシーズン初めての記者会見でフォンテノーGMは、「特に変化はない。組織としてはカルビンをサポートするために全力を尽くし、できる限りのことをやっている」と述べたという。

リドリーは開幕から最初の4試合に出場して以降は欠場が続き、チームは個人的な理由によるとだけ説明していた。リドリーはシーズン第7週に復帰し、マイアミ・ドルフィンズ相手に4回のキャッチで26ヤードとタッチダウン1回を記録してチームは勝利を挙げているが、その直後に「メンタルヘルスに集中するためにフットボールから離れる」という声明を発表している。

フォンテノーGMは、2022年にリドリーが復帰することについては特に何も計画していないと話す。

それはファルコンズが来シーズン、リドリーがいないことを前提に計画を立てなければならないということなのかと聞かれたフォンテノーGMは、「いや、何も想定していない」と答えている。「以前にも言った通り、われわれはそれぞれの状況に応じて対応している。状況はさまざまだ。このオフシーズンにはすべてのポジションに選手を追加するつもりだ」

ルーキータイトエンド(TE )のカイル・ピッツとWRラッセル・ゲージがなんとかリドリーの穴を埋めることができたが、ファルコンズのオフェンスにはリドリーのように試合に大きなインパクトを与える武器が不足している。元1巡目指名選手のリドリーは2020年にブレイクし、90回のキャッチで1,374ヤードとタッチダウン9回を記録した。

メンタルヘルスはハムストリングや膝のケガとはわけが違う。復帰のめどを立てることはできない。ファルコンズにできることは、リドリーが必要とするサポートを提供することだ。フットボールのことは二の次と言えよう。

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