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パンサーズQBニュートンが制限付きで練習復帰
2016年10月13日(木) 14:38
カロライナ・パンサーズのクオーターバック(QB)キャム・ニュートンが快方に向かっている。
パンサーズのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラはチームの花形QBニュートンが現地12日(水)、脳震とうプロトコル中ではあるが練習に制限付きで復帰したと明かした。ニュートンはスパイクとヘルメットを従え、カートに乗って練習場に到着。日曜日のニューオーリンズ・セインツ戦に万全の状態で臨むニュートンの姿を期待させた。
第4週のアトランタ・ファルコンズ戦で発症した脳震とうによって、ニュートンは第5週の黒星を喫したタンパベイ・バッカニアーズ戦の欠場を余儀なくされていた。HCリベラからニュートンがどのくらいの割合で練習に参加したのかを聞き出す必要もあるが、低迷するチームにとってはニュートンが練習に復帰したというニュースだけでもかなりの安心材料となる。
また別の見地からすると、もしニュートンの状態に少しでも不安な面が見られればパンサーズは今週末の試合に彼を休ませるという選択肢もある。特に、セインツ戦を終えればバイウィークが控えており、チームは通常よりも多くの休養時間を取ることが可能だからだ。
第50回スーパーボウル出場から8カ月が経ち、現在のパンサーズはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区で1勝4敗とトンネルの中。今シーズン始まってから最も驚いたものの1つが余りにも早いパンサーズの失速だ。大黒柱であるニュートンの復活がチームを救うことになる。