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【2016年シーズン】第6週の見どころ

2016年10月13日(木) 15:34


声援を送るバイキングスファン【Greg Trott via AP】

第5週まで終わってついに全勝チームは5勝無敗のバイキングスだけとなった。現在のプレーオフ形式が導入された1990年以降、過去5勝無敗を記録したチームは49あり、うち44がプレーオフに進出している。89.8%の確率だ。

またバイキングスは今シーズンまだインターセプトを喫していない。インターセプト0で開幕5連勝を果たしたチームは1933年以降、69年のラムズ以来2チーム目である。そのバイキングスだが、第6週はバイウイークとなっている。

今週の注目カードはまず4勝1敗のカウボーイズを3勝1敗のパッカーズが迎えての対戦が挙げられる。

4連勝中のカウボーイズの攻撃をリードしているのが共に新人のクオーターバック(QB)ダック・プレスコットとランニングバック(RB)のエゼキエル・エリオットだ。エリオットはラン546ヤードでNFLトップにいる。プレスコットは1973年のビルズQBジョー・ファーガソン以来、新人QBとして最初の5ゲームで4勝した初の新人QBとなっている。さらにシーズン最初の5ゲームでパスヤードが1000ヤードを突破した新人QBとラン500ヤード突破の新人RBが共に所属するチームはNFL史上初だ。

一方、パッカーズのQBアーロン・ロジャースはホームで49勝12敗、勝率8割3厘と圧倒的な成績を残している。さらにプレーオフを含めカウボーイズに4連勝中で、この間9タッチダウンを挙げ、1度もインターセプトされていない。RBエディ・レイシーも過去3回のカウボーイズ戦でいずれも100ヤード以上走っている。

さらに4勝1敗のファルコンズと3勝1敗のシーホークスの対戦も好調同士のマッチアップとなった。ファルコンズのQBマット・ライアンのパス獲得1,740ヤードとレイティング121.6はいずれもリーグトップだ。ターゲットのワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズのパスレシーブ517ヤード、平均103.4ヤードはリーグ3位で強力な武器となっている。

シーホークスは2連勝からのバイウイーク明けでこの1戦に挑む。第4週のジェッツ戦でQBラッセル・ウィルソンはパスで309ヤード投げ、3タッチダウン、0インターセプトと絶好調だった。

また13日のサーズデーナイトフットボール(TNF)はブロンコス対チャージャーズのAFC西地区、さらに16日のサンデーナイトフットボール(SNF)コルツ対テキサンズのAFC南地区のライバル対決となっている。第6週は全15ゲームが開催予定だ。