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肩負傷のチーフスRBエドワーズ・ヒレアーはスティーラーズ戦から除外

2022年01月15日(土) 09:06


カンザスシティ・チーフスのクライド・エドワーズ・ヒレアー【AP Photo/Ed Zurga】

カンザスシティ・チーフスのランニングバック(RB)クライド・エドワーズ・ヒレアーの復帰はスーパーワイルドカード週末に間に合いそうにない。

チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは肩のケガが原因でレギュラーシーズン最終2試合の欠場を余儀なくされたエドワーズ・ヒレアーを今回も除外することになったと発表。今週、検査を実施したが、現地16日(日)夜に開催されるピッツバーグ・スティーラーズとの再戦でプレーできるほど十分な回復は見られなかったという。

プロ2年目のシーズンにあたる今季、エドワーズ・ヒレアーはケガに悩まされてわずか10試合しか出場せずにキャリー119回にとどまっている。チーフスはダレル・ウィリアムズやデリック・ゴア、ジェリック・マッキノンなどをエドワーズ・ヒレアーの代わりに出場させざるを得なかった。ウィリアムズは今季通算558ヤードでタッチダウン6回とチーフス全体をランでリードしている一方で、エドワーズ・ヒレアーは7試合を欠場したにもかかわらず、ウィリアムズに次ぐ2位につけている。スーパーワイルドカード週末を迎えるにあたり、チーフスがランでリーグ中盤の16位につけているのは当然だと言えよう。

どちらかといえば、チーフスはこのような状況に慣れている。シーズン第16週にスティーラーズと対戦したとき、エドワーズ・ヒレアーはキャリー9回で27 ヤード、タッチダウン1回をマークした後に肩の負傷で途中離脱しているが、その後にチーフスはウィリアムズとゴアに頼って合計98ランヤードを獲得し、36対10で快勝した。

今週末に行われる試合でも勝利して、2021年のスティーラーズ戦の成績を2勝0敗にするべく、チーフスは同様のアプローチで臨む必要がある。

【RA】