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【2016年第1週】レイダースが敵地で劇的な逆転勝利

2016年09月12日(月) 14:00

タッチダウンを決めたオークランド・レイダースのラタビアス・マレー【AP Photo/Butch Dill】

現地11日(日)、オークランド・レイダースは今季開幕戦をニューオーリンズ・セインツのホームであるメルセデス・ベンツ・スーパードームで迎えた。試合は35対34でレイダースが大逆転勝利を収め、最高の形でシーズンをスタートさせている。

レイダースは第1クオーターにランニングバック(RB)ラタビアス・マレーの6ヤードランでタッチダウンを決めるなどしたものの、その後は先日契約更新を終えたばかりのベテランクオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズ率いるセインツ攻撃陣に苦戦し、17対10とセインツにリードを許した状態で前半を折り返した。

第3クオーターにはブリーズからワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックスへの98ヤードパスが決まるなど、セインツがさらにリードを広げる。

タッチダウンやフィールドゴールで少しずつ点差を縮めたレイダースは、試合時間47秒を残してQBデレック・カーからWRセス・ロバースにタッチダウンパスが通ると、直後に2ポイントコンバージョンを成功させ、1点リードしたままディフェンスにすべてを託した。

スコア35対34、試合残り5秒の時点でセインツが61ヤードフィールドゴールを狙ったものの、キックは惜しくもゴールポストまで届かず、レイダースが接戦を制す形で試合は終了した。

デレック・カーはパス38回中24回に成功、319ヤード、1タッチダウンを投げ、プロ3年目の成長ぶりを見せた。

一方のドリュー・ブリーズもパス42回中28回成功、423ヤード、4タッチダウンとこれ以上ない結果を残し、自身のキャリア14度目となる400ヤードパスを記録した。