ベンガルズへの敗戦を受けOCダウニングを擁護するタイタンズHCブラベル
2022年01月25日(火) 16:47現地22日(土)に実施されたシンシナティ・ベンガルズとのディビジョナルラウンド戦で19対16での敗戦を喫しながらも、テネシー・タイタンズのヘッドコーチ(HC)であるマイク・ブラベルは今季から攻撃コーディネーター(OC)を務めているトッド・ダウニングを支持している。タイタンズ攻撃陣はトータルで353ヤードを記録したものの、ターンオーバーやレッドゾーンで2度のチャンスを逃したことで、16ポイントを獲得するにとどまっていた。
月曜日、ブラベルHCはダウニングOCについて「彼は素晴らしいコーチだ。彼はハードワーカーだと思う。やり直したいと思うようなコールは常にあるが、私はあれこれと評価しない」と語り、次のように続けた。
「皆がどうコミュニケーションをとっているか見てみよう。選手たちの足並みはそろっていたか? コミュニケーションは良好だったか? サードダウンはどうだったか? レッドゾーンでは? 毎年、3つのフェーズすべてでもっと改善しなければならない。しかし、トッドがアシスタントコーチや選手たちと築いた関係性に満足しているし、われわれ全員が向上し続ける」
1年前にタイタンズOCに昇格したダウニングは、その前の2シーズンをチームのタイトエンドコーチとして過ごしている。今年はスターランニングバック(RB)デリック・ヘンリーが足の負傷によってシーズン第8週の試合後に戦線を離脱し、プレーオフのベンガルズ戦まで戻ってこないという苦しい状況の中で舵を取ってきた。先発ワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズとA.J.ブラウンもケガで試合を逃している。それでもタイタンズはドンタ・フォーマンによる堅実なラッシングアタックを継続し、レギュラーシーズンに12勝5敗を記録してAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のトップシードを手に入れたのだ。
タイタンズはレギュラーシーズンに試合平均獲得ヤードで17位(342.5ヤード)につけた。他に唯一OCを務めた2017年のオークランド・レイダースでは、ダウニングのユニットは試合平均324.1ヤードで18位だった。
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