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スティーラーズQBロスリスバーガーが18シーズンにおよぶNFLキャリアに幕

2022年01月28日(金) 01:38

ピッツバーグ・スティーラーズのベン・ロスリスバーガー【AP Photo/Ed Zurga】

ベン・ロスリスバーガーが18シーズンにわたるNFL生活に別れを告げた。

ロスリスバーガーの引退は予想されていたものの、現地27日(木)朝、『Twitter(ツイッター)』の公式アカウントを通じて正式に引退を表明した。

2004年NFLドラフト全体11位でピッツバーグ・スティーラーズから指名されて以降、長年、スティーラーズのクオーターバックとして活躍してきたロスリスバーガーは「ベンからのメッセージ」として投稿した動画で、「フットボールの試合が自分にとってどんな意味を持つのか、どんな恵みをもたらしてくれたのか、どう言葉にすればいいのか分からない」と語り始め、家族に囲まれながら次のように続けている。

「フットボールにすべてを捧げてきたと、自信を持って言えるけれど、フットボールが自分に与えてくれたもののすべてに感謝の気持ちでいっぱいだ。NFLを夢見たオハイオ州フィンドレー出身の少年はオックスフォードのマイアミ大学で成長し、ピッツバーグ・スティーラーズで18シーズンを過ごし、故郷と呼べる場所に恵まれた」

「この旅路は爽快で、人間関係によって定義され、競争心によって力を与えられてきた。でも、ロッカーを片付け、スパイクを脱ぎ、妻と子どもたちのためにできる限りのことをする時がきた。心からの感謝とともにフットボールから引退する」

「まず何よりも、主が与えてくださった多くの祝福に感謝する必要がある。妻のアシュリー、子どもたちのベンジャミン、ベイリー、ボディが自分を高め、向上させ、人生に目的を与えてくれた。みんなの愛とサポートにとても感謝している。家族を本当に愛している」

「両親と姉がどんな時も自分を支え、愛してくれたおかげで、ベストを尽くし、決してあきらめることなくやってこられた」

「ルーニー家、タル家、コーチのトムリン、コーチのカウアー、自分に多くを注いでくれたすべてのコーチたち、ピッツバーグ・スティーラーズを特別な組織たらしめているあらゆるレベルの最高の人たちへ。俺のことを信じてくれてありがとう。卓越性を追い求めるみんなと一緒に戦わせてもらえたことに感謝している」

「チームメイトのみんなには限りない友情、誇り、威厳をもってブラック&ゴールドを身につけるという共通の意識を持って戦えたことに感謝している。毎週日曜日に兄弟たちとともにジャージーを着られたことは自分の人生において最大の喜びであり続ける」

「スポーツ界でも最高のファンであるスティーラーズネーションのみんな、これまでずっと自分をクオーターバックとして受け入れ、支えてくれたことに感謝している」

「フットボールはギフトがあり、それをプレーできたこと、素晴らしい人々に囲まれ、愛と名誉を持って最後まで守ってくれた神に感謝している」

ロスリスバーガーはスティーラーズを3度のスーパーボウル出場に導き、ポストシーズン進出は12回、地区優勝は8回を成し遂げている。

統計的に見てもロスリスバーガーのキャリアは歴代の名選手に劣らない。

18シーズンを通してロスリスバーガーはタッチダウン数(418回)で歴代8位、パスヤード数(6万4,088ヤード)、パス成功数(5,440回)、パスアテンプト数(8,443回)は歴代5位にランクインしている。

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