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オーバータイムでチーフスを制したベンガルズがAFC王者に

2022年01月31日(月) 08:49

シンシナティ・ベンガルズのエバン・マクファーソン【AP Photo/Paul Sancya】

シンシナティ・ベンガルズが1988年シーズン以来のスーパーボウル進出を果たす。

現地30日(日)に実施されたAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームにて、クオーターバック(QB)ジョー・バロウ率いるベンガルズが後半からの巻き返しとドラマティックなオーバータイムでの勝利を決め、2年連続カンファレンス王者のカンザスシティ・チーフスを退けてスーパーボウル出場権を手にした。

オーバータイムの最初のドライブでセーフティ(S)ボン・ベルが決めたインターセプトが、ベンガルズが最終決戦に進むための道を整えた。新人キッカー(K)エバン・マクファーソンが31ヤードのフィールドゴールに成功したことによって勝敗が決している。

AFC北地区優勝チームであり、AFC第4シードだったベンガルズは、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦――サンフランシスコ・49ers対ロサンゼルス・ラムズ――の勝者と、カリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで開催される第56回スーパーボウルで激突する。

チーフスのQBパトリック・マホームズは前半に3回のタッチダウンパスを決めており、バロウとベンガルズは21対10で相手を追いかける展開で後半を迎えた。しかし、第2クオーターでパスによる得点を1回記録していたバロウが第3クオーターでもタッチダウンダウンパスを通し、第4クオーターに入るまでに試合は21対21のタイに。試合終了が近づいたところでベンガルズが24対21でリードしたものの、チーフスが第4クオーターのラストドライブで試合をオーバータイムに持ち込んでいた。

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