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未来についてはまだ何も決めていないとバッカニアーズQBブレイディ

2022年02月01日(火) 12:12


タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【AP Photo/Mark LoMoglio】

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディが現地31日(月)、将来のプレーについては何も決断を下していないと話した。

ポッドキャスト『Let’s Go!(レッツ・ゴー)』に出演したブレイディは「前にやるつもりだと言ったプロセスをまだ進めているところだ」と話している。

「自分がどう感じているか、そして自分が何を望んでいるかを本当に評価するためには時間がかかるときがあるし、どうなるにしろ、その時がくれば決断する準備ができると思う」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが本人に親しい複数の情報筋からの話としてブレイディが引退を計画していると先週土曜日に伝えてから、ブレイディが公の場で発言するのはこれが初めてだった。

土曜日のニュースを受け、ブレイディのエージェントであるドン・イーは「完全な正確性をもって彼のプランを表明できるのはトムだけ」だとコメント。また、ブレイディの父は『NFLネットワーク』のマイク・ジアルディに「どちらになるにしろ、息子は最終決定をしていない」と語っている。

ラポポートは土曜日に、ブレイディはまだ自分の計画をバッカニアーズに伝えていないとも報じていた。

イーやトム・ブレイディSr.が言うように、月曜日のポッドキャスト上での発言からすれば、ブレイディは引退を否定していないものの、決断はまだ下されていないということだ。

『レッツ・ゴー!』内で、ジム・グレイがブレイディに報道に驚いたか尋ねている。

「自分の言うことややることに責任があるのであって、他人の言うことややることに責任はないっていうのは良い言葉だね」と言うブレイディはこう続けた。

「スポーツについて僕が学んだことの一つが、自分にコントロールできるものを制御しろってこと。できないことは他の人に任せておけばいい。僕たちはこういう情報化の時代にいて、皆が頻繁に最新の情報を知っていたいというのは、完全に理解できる。それが僕らのいる環境だってことは承知しているよ。でも、自分としては文字通り一日ずつやっていくという感じ。毎日、自分にできるベストを尽くそうと努力し、あるがままに周りのことを評価して、自分と家族にとって最高の決断をしようと努めている」

44歳のブレイディはNFLでの22シーズン目を終えた。バッカニアーズはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ディビジョナルラウンドでロサンゼルス・ラムズに敗れている。

敗北の前から、ラポポートはブレイディが2022年シーズンに戻ってくるかをまだ決めていないと報じていた。ブレイディには2022年もバッカニアーズとの契約がある。

ラムズに敗れた後、ブレイディはこれまでのキャリアではあまり見られなかったざっくばらんな様子で、未来についての決断は自分だけではなく、妻と子どもたちのことも考えて下すものだと話していた。

引退報道によって復帰に向けた炎が灯るのではないかとの問いに対し、ブレイディはこう返答している。

「フットボールをプレーするための僕のモチベーションは、勝って、成功しようとするところからくるもので、他の部分とか、誰かの発言や考えからくるモチベーションはほとんどない。モチベーションは主に内側から沸くもので、チームメイトやコーチ、自分の組織にとって最高でありたいと望むところからくる。長い間ずっと、自分はそういうところからモチベーションを燃やしてきた」

NFLの歴代パスヤードおよびタッチダウンリーダーであるブレイディは、まだ決断を下していないと強調すると同時に、発表までのいかなるタイムラインも設定しなかった。

「分からないね。そのときが来れば分かるだろう」

「いつも言ってきたように、これだけ長くプレーしてきたのはとても恵まれていた。自分のキャリアの後半で状況が進んでいるから、それが5年目だろうと今年だろうと、僕がいつプレーをやめるのかについてはすごく関心が高い。それは分かっているんだ。それを認識していないわけじゃない。その時が来れば、自分にも分かるだろう。まだ分からないなら、分からない。それについて、決断を急ぐつもりはない」

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