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QBブレイディが引退してもTEグロンコウスキーの復帰の可能性を残すバッカニアーズ

2022年02月03日(木) 10:25

タンパベイ・バッカニアーズのロブ・グロンコウスキー【AP Photo/Kevork Djansezian】

トム・ブレイディの引退が正式に決まったことで、タイトエンド(TE)のロブ・グロンコウスキーも引退するのではないかと思われている。もしそうなれば、大親友の2人は同じ年に殿堂入りを果たすことになるかもしれない。だが、タンパベイ・バッカニアーズのジェネラルマネジャー(GM)ジェイソン・リヒトは、グロンコウスキーのコンディションさえ良ければ、ブレイディなしでもキャリアを続けることができると示唆した。

リヒトGMはグロンコウスキーの引退について「それはまだ分からないと思う」と現地1日(火)に述べ、次のように続けている。

「長く過酷なシーズンを過ごしてきたロブには、次の数週間でここに残ることについてどう感じるか、考える時間を与えてあげたいと思っている。このリーグで11年もプレーしていれば、もう一年やりたいかどうかを考えるにはそれなりに時間が必要だろう。ロブとの会話を通して私はそう感じている。私の理解では、トムがいるかどうかに左右されることではなく、ロブもここで素晴らしい経験をしたのだと思っている。このチームの成功に彼は大きく貢献してくれた。ロブが戻ってくることは大歓迎だが、今は彼がどうしたいのかを決められるように、そっとしておくつもりだ」

先週にグロンコウスキーは「今」選択しなければならないとしたら引退を選ぶと話していたが、今後数週間で体の調子が良ければ復帰する可能性も残していた。だが、それはトム・ブレイディが22年の現役生活から引退する前の話だ。

グロンコウスキーはキャリアの11年間をすべてTB12とともに過ごしてきた。2020年に引退から復帰したのも、バッカニアーズでブレイディとプレーするためだった。

しかしながら、バッカニアーズにとって、相棒のクオーターバックが引退したのを受けてグロンコウスキーも再び引退するという確証はない。この先の数週間で引退を表明しなければ、グロンコウスキーはリヒトGMがこのオフシーズンに決断しなければならない数多くの大物フリーエージェント(FA)の一人となる。スーパーボウルで活躍したQBが去ってしまったことで、チームは大きく再構築されるかもしれない。

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