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「QBパーマーは脳震とうプロトコルを終了しそうだ」とHCアリアンズ
2016年10月11日(火) 12:28
アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カーソン・パーマーの復帰が近づいている。
ヘッドコーチ(HC)ブルース・アリアンズは現地10日(月)、地元紙『The Arizona Republic(ザ・アリゾナ・リパブリック)』のケント・ソマーズに対し、「パーマーは水曜日の練習前には脳震とうプロトコルを終了するだろう」と自身の見解を述べた。
黒星を喫した第4週のロサンゼルス・ラムズ戦で脳震とうと診断されていたパーマーは、先週木曜日の第5週サンフランシスコ・49ers戦に向けて敵地を訪れることもなかった。
アリアンズは楽観的な様子ではいるが、17日にホームで迎えるニューヨーク・ジェッツ戦に向け、パーマーは装具を着けてのフル練習に参加する前に脳震とうの症状が皆無であることを示さなくてはならない。
しかし、49ers戦でQBドリュー・スタントンの苦戦した姿を見たファンは気が気ではない。スタントンのプレーはランニングバック(RB)デイビッド・ジョンソンの大活躍によってかき消されはしたが、スタントンがマークした成績はパス28回中たった11回の成功、124ヤード、2タッチダウンだった。
今シーズンのパーマーは少なくとも去年のような力をまだ発揮してはいないものの、カーディナルスの攻撃陣にとって彼の存在は必要不可欠である。パーマーはジェッツ戦に向け、照準を合わせている。