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【2016年第1週】ビッグベンが3TD、レッドスキンズを打ち破ってスティーラーズが初戦白星

2016年09月13日(火) 13:55

勝利を喜ぶスティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーとWRアントニオ・ブラウン【AP Photo/Mark Tenally】

現地12日(月)、フェデックス・フィールドでワシントン・レッドスキンズがピッツバーグ・スティーラーズとの2016年シーズン初戦に挑むも、試合は38対16でスティーラーズに軍配が上がった。スティーラーズのクオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーは重要な局面でファンブルを喫するも自らリカバーし、3度のタッチダウンパスを成功させるなどの活躍でチームの勝利に貢献している。

ロスリスバーガーはパス37回中27回を決め、300ヤードを記録。ロスリスバーガーから受け取ったパスをタッチダウンにつなげたのはワイドレシーバー(WR)のアントニオ・ブラウンとイーライ・ロジャースだ。ブラウンはレッドスキンズのディフェンシブバック(DB)ジョシュ・ノーマンとは逆サイドでプレーすることが多く、コーナーバック(CB)バショード・ブリーランドを苦しめながら、8回のキャッチで126ヤード。また、出場停止処分を受けたランニングバック(RB)リビオン・ベルが不在の中、ディアンジェロ・ウイリアムスが143ヤードを走り、26キャリー、2タッチダウンを決めた。

一方、レッドスキンズは先制した第1クオーターの終盤に、ロスリスバーガーのファンブルをラインバッカー(LB)ライアン・ケリガンがリカバーしてスティーラーズ陣に切り込む。追加点が期待されたが、スティーラーズのセンター(C)であるモーキス・パウンシーに後ろからノックアウトされてしまった。それをロスリスバーガーが自陣の13ヤードライン付近でリカバー。結局、第1クオーターはレッドスキンズが6対0でリードして終了した。

第2クオーターではロスリスバーガーが自陣を率いて87ヤード進み、最後はブラウンに29ヤードのタッチダウンパスをつないでドライブを締めくくっている。さらに“ビッグベン”ことロスリスバーガーとブラウンの活躍でスティーラーズが14対6と逆転して前半を折り返した。

スティーラーズが調子良く攻め込む一方、レッドスキンズとQBカーク・カズンズはそれに匹敵できず。カズンズはパス43回中30回を成功させて329ヤード、2インターセプトだった。

第4クオーターにRBクリス・トンプソンがタッチダウンを決めて24対16と差を縮めたレッドスキンズだったが、その後、スティーラーズがさらに得点を重ねて一気に引き離し、最終的には38対16のスコアとなった。