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パッカーズQBロジャースが2年連続でMVP受賞

2022年02月11日(金) 13:21


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Mark J. Terrill】

アーロン・ロジャースがその長い功績リストに新たな賞を加えた。

グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)を務めるロジャースが現地10日(木)夜に開かれた『NFL Honors(NFLオナーズ)』で、2年連続となる2021年NFL年間最優秀選手賞に選ばれ、AP通信年間MVP賞を4回受賞した史上2人目の選手となった。

ロジャースは39票を獲得し、次点はタンパベイ・バッカニアーズのQBトム・ブレイディの10票、ロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)クーパー・カップが残りの票を手にしている。

ロジャースは2021年シーズンにパサーレーティング111.9、パス成功率68.9%、13勝3敗の成績を残し、過去3回のMVPを受賞したシーズンを思い起こさせるパフォーマンスで、再び輝かしい1年を過ごした。13試合にわたって2回以上のタッチダウンパスとインターセプトなしを記録しており、NFL史上において1シーズンでは最多、近代のクオーターバックとしては限りなく完璧に近い戦績と言えよう。

ロジャースはパッカーズが不利な状況から逆転勝利に導く場面でとりわけ驚異的な活躍を見せ、2021年シーズンに逆転を果たした試合におけるパス成功率は71.8%、アテンプトあたりのパスヤードは9.2、タッチダウンとインターセプトの割合は14-2、パサーレーティングは126.1で締めくくっている。単一のシーズンとして、タッチダウンとインターセプトの割合で37-4だったロジャースの記録はNFL史上第3位の数字であり、歴代トップ6――そのすべてをロジャースが記録している――に食い込んだ。

その歴代記録をマークしたシーズンのうち、3回はMVPを受賞したロジャース。今回の受賞が4回目となった結果、最多MVP受賞でトップに君臨するペイトン・マニング(5回)に次ぐ歴代2位に浮上するとともに、リーグ史上5人目の連続MVP受賞選手として歴史に名を刻んでいる。

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