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第56回スーパーボウルは過去5年で最も視聴された番組に

2022年02月16日(水) 14:36


シンシナティ・ベンガルズとロサンゼルス・ラムズ【AP Photo/Steve Luciano】

第56回スーパーボウルは昨年のビッグゲームを越える1億人以上の人々に視聴され、ゲーム終盤のドラマが連発したポストシーズンにふさわしい締めくくりとなった。

『NBC Sports(NBCスポーツ)』によれば、ロサンゼルス・ラムズがシンシナティ・ベンガルズを23対20で下した試合の平均視聴者数は1億1,230万人に達し、そこにはテレビ視聴者の1億1,010万人とストリーミングで視聴していた1,120万人が含まれるという。第56回スーパーボウルは『NBC』、『Telemundo(テレムンド)』、『Peacock(ピーコック)』、『NBC Sports Digital(NBCスポーツ・デジタル)』、『NFL Digital(NFLデジタル)』、『Yahoo Sports(ヤフー・スポーツ)』で視聴可能だった。この試合は第51回スーパーボウルでニューイングランド・ペイトリオッツがアトランタ・ファルコンズに奇跡の勝利を収めた試合――1億1,370万人が視聴――以来、最も多くの人が視聴した番組となっている。

ラムズ対ベンガルズの視聴率は昨シーズンにタンパベイ・バッカニアーズがカンザスシティ・チーフスを破った試合を10%ほど上回っている。

また、今年の視聴者たちはハーフタイムからも目を離さなかったようだ。ペプシ第56回スーパーボウルハーフタイムショーは東部時間20時15分から20時30分に平均視聴者数1億0,340万人を記録。テレムンドが行った初めてのスペイン語によるスーパーボウルの放送は平均視聴者数190万人という数字を残している。

今年のプレーオフの激戦を考えれば、これらの数字もそれほど驚きではない。スーパーボウルの舞台に至るまでに、ラムズとベンガルズはそれぞれ2チームの対戦相手をわずか3ポイントで退けてきた。ポストシーズン序盤にはサンフランシスコ・49ersがディビジョナルラウンドでグリーンベイ・パッカーズに13対10で勝利し、バッファロー・ビルズはチーフスとの試合をおそらく史上最高にエキサイティングなオーバータイムに持ち込んだ。

地域別の視聴率ではシンシナティがトップの46.1/84(レーティング/シェア)を記録。ロサンゼルスの視聴率は全国のトップ10に届かない36.7/77だった。他にトップ10入りしていた地域はデトロイト、ピッツバーグ、コロンバス(オハイオ州)、カンザスシティ、ミルウォーキー、クリーブランド、ボストン、フィラデルフィア、ジャクソンビルだった。

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