ベンガルズがテイラーHCの契約を2026年シーズン末まで延長
2022年02月17日(木) 08:38スーパーボウル出場がシンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーの新契約を当然のものとした。
現地16日(水)、ベンガルズはテイラーHCと2026年シーズン末までの延長契約を結んだことを発表している。
ベンガルズ社長のマイク・ブラウンは声明の中で「ザックはこのリーグで長い時間をかけて成功を収めることができる勝利のプログラムの基礎を育ててきた」と述べた。
「ザックの努力は今年に実を結んでおり、ザックは選手やコーチたちから高く評価されている。ザックがこの建物とわれわれのチームにもたらした努力と情熱を私は分かっており、彼のアプローチをうれしく思っている。そして、シンシナティの街は選手たちや私たちと同じように彼を見ていると思う。彼はこの街に興奮をもたらしており、その名声と評価に値する」
2019年に当初の契約を結んでいたテイラーHCには、あと1年の期間が残っていた。
ベンガルズHCに就任してから最初の2シーズンで6勝25敗1分という不安定なスタートを切ったテイラーHCのコーチングキャリアだが、ベンガルズは2021年に飛躍を遂げている。テイラーHCはチームを10勝7敗と2015年以来のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区優勝に導いている。ついにプレーオフに進出したベンガルズは31年ぶりのポストシーズンでの勝利を飾り、第56回スーパーボウル出場にまで至った。
ロサンゼルス・ラムズにロンバルディトロフィーを奪われたのはつらい経験だったものの、ベンガルズが今後数年間にわたってコンテンダーであり続けるための布石は打たれている。
1年前の今ごろ、テイラーHCの立場は危うくなっていた。今、そのテイラーHCは新契約にふさわしい評判を手にしている。
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