ラムズDEドナルド、スーパーボウル優勝パレードで「もう一度世界一を目指す」
2022年02月17日(木) 10:24ロサンゼルス・ラムズはフランチャイズ史上初めて、ロンバルディ・トロフィーを天使の街で祝うことになった。1年後にも同じことができるようにと、彼らは今から願っている。
そのための最初の協議事項として、最も重要なディフェンダーを次のタイトル獲得へと乗り気にさせる必要がある。
ラムズのコーチであるショーン・マクベイは、現地2月16日(水)にこの機会を生かし、マイクを握ってディフェンシブエンド(DE)アーロン・ドナルドに再びチャンピオンシップを目指すよう懇願した。
「もう一度やるぞ! もう一度やるぞ!」と、マクベイはラムズの第56回スーパーボウル優勝パレードの間で合計5回も叫んでいる。
スーパーボウルでの初勝利を祝いながら酒を飲んでいたことを認めたドナルドは、コーチに簡単に説得された。
ドナルドは「俺たちは最強のチームを作ったし、その最強のチームをもう一回作ることができる。もう一度同じことをやらない理由があるか? 俺たちはまた世界一になれる」と話した。
ドナルドの向かう先は、おそらくそれで落ち着くだろう。2022年シーズンより先のドナルドの将来についての疑問は、ここでは置いておくことができる。トム・ブレイディの引退後、NFLの現役最年長選手となる40歳のチームメイト、オフェンシブタックル(OT)アンドリュー・ウィットワースについては、来シーズンどうなるのかという質問に対してドナルドと同じように肯定的な回答は得られなかった。
ウィットワースは「その話はまた別の日にしよう」と言いつつも「でも、まだ触れていなかった、言いたいことがある。5年前、俺は少し年を取りすぎていると言われた。そして、俺の時代は終わったのかもしれないとも言われた。しかし5年後、俺はこのトロフィーを掲げ、40歳になっているのだから、自分のやってきたことを疑っている人は自分を信じてほしいと思う。他の人の言うとおりになっちゃいけないよ。自分を信じるんだ。俺は世界チャンピオンだ」とコメントした。
ウィットワースは最後の2分間で勝利を決定づけるタッチダウンを決めたスーパーボウルMVPのクーパー・カップに注意を向け、演壇での時間を締めくくった。
チームメイトと同じように、カップも水曜日は楽しい時間を過ごしていた。そして、彼はロサンゼルスでの栄光を胸に、またフットボールでの成功を追い求める旅に出ようとしている。
カップは「俺はチャンピオンシップしか知らないこの街に立っている。この優勝を祝うためにここにいるんだ。コービー(ブライアント)も仲間さ。彼もこの街にいる。そして、俺が言いたいことは、彼がこの街のスタンダードを作ったということだ。俺が知っているのは、自分の役割を果たすということだけ。もう一度世界一になろう」とコメントした。
【AK】