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ブロンコスHCキュービアックが13日のチャージャース戦を休養

2016年10月11日(火) 10:59

サンディエゴ・チャージャース戦の休養が発表されたデンバー・ブロンコスのHCゲイリー・キュービアック【AP Photo/Jack Dempsey】

デンバー・ブロンコスのジェネラルマネージャー(GM)ジョン・エルウェイは現地10日(月)、複合性偏頭痛治療のためヘッドコーチ(HC)ゲイリー・キュービアックに1週間の休養を与えると発表した。

エルウェイはキュービアックが今週13日(木)に行われるサンディエゴ・チャージャース戦を休養し、10月17日まではチームに戻らないと語った。

スペシャルチームコーディネーター(SC)ジョー・デキャミリスがキュービアックのいない間、その役割を果たすことになる。試合中の攻撃コーディネーター(OC)リック・デニソンや守備コーディネーター(DC)ウェイド・フィリップスが各々の指示に忙しいことから、SCジョー・デキャミリスの昇格がチーム編成的にも妥当であったとエルウェイは語っている。デキャミリスもまた、スペシャルチームへの責務を担いながら大役を任されることになるが、試合日のゲームマネジメントにだけ集中し、比較的に楽な試合のない日曜日などは他のコーチと作業を分担することも可能だ。

2015年にデンバーに戻って来た51歳のデキャミリスは1988年以降ずっとスペシャルチームのコーチ、または、コーディネーターを務めている。エルウェイはチームがキュービアックの病状について、今週もいまだに病院で治療し続けていることを話題にすらしなかったことを明かした。

エルウェイは「ゲイリーが万全の状態で戻って来てくれると嬉しい。昨晩聞いた話的には悪くなかった。ただ、戻って来てからもゲイリーには自身の体調第一に頑張ってもらいたい」と述べた。

エルウェイは黒星を喫したアトランタ・ファルコンズ戦の前、キュービアックの体調が明らかに良くなかったと明かしたが、ただ、2013年のヒューストン・テキサンズ戦で一過性脳虚血発作を発症したキュービアックがカートに乗ってフィールドから去った件との関係性についてはコメントを控えた。

フィールド上でのキュービアックの健康状態が懸念事項であるかと問われたエルウェイは「コーチとして、友達として、元チームメイトとしてキュービアックを信頼している。今週にはどうなるかわかるだろう。先ほども言ったように、昨晩聞いた情報から判断すれば、キュービアックは今後も彼の任務を果たすことが可能で、それに関してはホッとしている。それが一番良いことだ。良くないことが多々起こる中でも多少は良いこともある。例えば今週が短い週であるというタイミングの良さだ。昨日は本来のわれわれの姿ではなかった。チームは流れを切り替え、キュービアックは今週のオフで自分の体調を万全にして正常の状態で月曜日に戻って来てもらいたい」とコメント。