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オフシーズンはタイタンズRBヘンリーを意識して準備しているとコルツLBレナード

2022年02月18日(金) 10:59

インディアナポリス・コルツのダリウス・レナード【AP Photo/Aaron Doster】

インディアナポリス・コルツのラインバッカー(LB)ダリウス・レナードはオフシーズンのワークアウトの中で、地区ライバルであるテネシー・タイタンズのランニングバック(RB)デリック・ヘンリーをタックルすることを想像しているそうだ。

レナードは2月6日に行われたプロボウルで、タイタンズのチーム公式サイトのジム・ワイアットに対し、自分の各シーズンの準備には巨大なランニングバックを倒すための態勢を整えることも含まれていると語った。

レナードはヘンリーについて「オフシーズンの間、彼のことを考えている」と明かし、次のように続けている。「ワークアウトしているとき、“リーグ最高のバックスの1人であるデリック・ヘンリーに立ち向かうためには、どんなドリルをすればより良くなれるのか”と考えている」

「冗談だけど、彼はランニングバックをやっているディフェンシブエンドのようなものだっていつも言っているんだ。彼は働き者で、オフシーズンからも、第4クオーターからも、それが分かると思う。厳しい状況になっても、70ヤードのランを決めてしまうんだから。それこそ彼がどういう選手なのかを物語っていると言える。デリックと張り合うのはすごいことだ」

同じディビジョンにいるスターラインバッカーとスターランニングバックは1シーズンで2度対峙することになっており、たいていの場合で壮絶な衝突となっている。

今シーズンの2回の対戦で、ヘンリーは合わせてキャリー56回で181ヤード、タッチダウン0回を記録。シーズン第8週に行われたコルツ戦では足のケガを抱えながらもプレーしていたが、その後の試合では欠場を余儀なくされている。

タイタンズは2021年のコルツ戦を2戦ともに制し、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区優勝を果たした。

レナードはヘンリーのような選手を毎シーズン、大量に見ることになると分かっているからこそ、準備できるのだと話しており、「年に2回、同じディビジョンにいる、よくボールを運ぶ選手と対戦する。彼は倒すべき貨物列車だ。だから、誰と対戦しようとしているのか、どのように彼と競争したいのかを確かめておく必要がある」と強調している。

【RA】