ニューオーリンズ・セインツのランニングバック（RB）アルビン・カマーラが2月6日にラスベガスにあるナイトクラブで暴行事件を起こした容疑で逮捕されており、カンザスシティ・チーフスのコーナーバック（CB）クリス・ラモンズはこの事件に関与した4番目の容疑者として逮捕された。

現地17日（木）にラスベガスで自首したラモンズは、重罪にあたる、深刻な身体的危害につながる暴力行為およびその共謀の疑いでクラーク郡拘置所に短期間、収容されたと警察は明かしている。

他の2名、ダリン・ヤングとパーシー・ハリスは月曜日に自首して同じ容疑で逮捕され、保釈金を支払った。

警察は、カマーラと少なくとも3名の男が2月5日6時30分頃に被害者を襲ったことが監視カメラの映像から分かると話している。映像にはホテルカジノの上にある屋上ナイトクラブ『ドレイズ』で、カマーラが男性を何度も殴った後、他の面々が男性を踏みつけていたところが映っていたという。

カマーラはアレジアント・スタジアムで行われたプロボウルに出場した後、2月6日に逮捕された。警察によると、カマーラは自分のグループの誰かに何かされたと思い、逃げようとしていた男性を殴ったと話しているとのこと。

カマーラは、重罪にあたる、深刻な身体的危害につながる暴力行為に及んだ容疑をかけられている。保釈金を支払って釈放されており、3月8日（火）に出廷する予定だ。

また、ラモンズの最初の出廷も同日に設定されている。彼の弁護士ロス・グッドマンは木曜日、『Las Vegas Review-Journal（ラスベガス・レビュー・ジャーナル）』に対し、今回の暴行事件について独自の調査を開始するつもりだと語った。

グッドマンは「報告書の内容に基づくと、計画的ではない自然発生的な口論だったようだ」と述べている。

ラモンズの逮捕後、ラスベガス都市圏警察は木曜日に声明を発表し、現在は調査中であると明かした。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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