五輪出場を目標にし続けているシーホークスWRメットカーフ、「必ず実現する」
2022年02月21日(月) 10:25シアトル・シーホークスのワイドレシーバー(WR)D.K.メットカーフは足の手術後に整形外科用のブーツを履いているため、今は走らずに歩いている。
しかし、彼は走るようになるだろう。メットカーフは陸上競技での目標を持ち続けており、それはオリンピックに出ることで初めて達成されるからだ。
2021年夏季オリンピックの出場権を獲得できなかったメットカーフは、NFLのオフシーズンの間にパリで開催される2024年夏季オリンピックに向けての準備に打ち込むとの意向を示している。
メットカーフは『Bleacher Report(ブリ―チャー・レポート)』のテイラー・ルックスに「今はブーツを履いているからできない。あんまり無理はできない。でも、来年からはオフシーズンごとに100mか60mか、どっちか決めてトレーニングを再開するつもり。そして2024年にまた会おう」と語った。
以前に手術した際に挿入したネジを取り除く手術を受け、現在はその傷が癒えてきているメットカーフは、NFLで4年目のシーズンに向けてシーホークスのトレーニングキャンプに健康な状態で復帰することを最優先としているようだ。メットカーフは3年連続で900以上のレシーブヤードを記録し、キャリアハイとなる通算12回のタッチダウンを決めて2021年シーズンを締めくくっている。
#Seahawks WR DK Metcalf recently underwent foot surgery to remove a screw from a previous procedure, source said. A minor issue, but he was bothered by a foot ailment all season. Metcalf posted on IG yesterday a pic of himself in a boot pic.twitter.com/PXbD33Z7Dg
— Ian Rapoport (@RapSheet) February 15, 2022
「情報筋の話によると、#シーホークスのWRであるD.K.メットカーフは先日、足の手術を受けて前回の手術で挿入したネジを取り除いたという。軽度ではあるが、彼はシーズンを通して足の不調に悩まされていた。メットカーフはIG(Instagram/インスタグラム)にブーツを履いている自分の写真を投稿している」
プロボウルに選出されたこともあるメットカーフの2021年シーズンは、東京オリンピックの出場権獲得に失敗した後に幕を開けた。
2021年5月、カリフォルニア州ウォルナットで開催された“Golden Games and Distance Open(ゴールデン・ゲームズ・アンド・ディスタンス・オープン)”において、メットカーフは100メートル走で全体17人中15位につけている。高校時代から陸上競技をしてこなかったメットカーフは10.37秒を記録しており、米国五輪参加標準記録である10.05秒には遠く及ばなかった。
このように、現在24歳で、2024年春には26歳になっているメットカーフは、まだまだ課題を抱えているものの、オリンピック出場を確固たる目標としているようだ。
メットカーフは「ああ、間違いない」と口にしている。
正真正銘の目標なのかと質問されたメットカーフは、趣味でやっているのではないと言い切っており、次のようにコメントした。
「いや、そうじゃなくて、ただ走りたいから走っているわけじゃない。それはどっかのトラックでもできるだろ。俺はオリンピックを目指しているんだ」
メットカーフはNFLでエリートワイドレシーバーの一員になるべく前進しているところだが、パリ五輪の出場権獲得に向けても前進していくことを固く決心している。
メットカーフは「必ず実現する」と語った。
【RA】