「自信を得た」と2022年の先発に意欲のQBトゥルビスキー
2022年02月23日(水) 18:27シカゴで4シーズンを過ごした後、ミッチェル・トゥルビスキーは2021年シーズンにバッファロー・ビルズでジョシュ・アレンのバックアップを務めた。フリーエージェントになるトゥルビスキーは、再び先発の座を争う用意があるようだ。
「今は自信を感じている」と彼は最近『ESPN』のジェレミー・ファウラーに話している。
前回のオフシーズンにトゥルビスキーはビルズと250万ドル(約2億9,000万円)の1年契約を結んでいた。
ベアーズに全体2位で指名されたトゥルビスキーだが、シカゴでの最後の数年は臆病なプレーが目立ち、スローのミスも多く苦しい戦いが続いた。だが、アレンの後ろで過ごした昨年は、彼に異なる展望をもたらしたようだ。
「バッファローに行ったことで俺は目を完全に開かせられた」とトゥルビスキーはいう。「4年間シカゴにいた俺は物事のやり方を1つしか知らなかったんだ。バッファローに来て、違うやり方を知り、何が可能かを学んだ。おかげで考え過ぎない直感的なフットボールを取り戻し、自分の能力を使えるようになった」
アレンのバックアップだったトゥルビスキーは2021年にパスアテンプトがわずか8回、コンプリートが6回で43ヤード、インターセプトが1回という成績だった。それでも27歳のQBは、バッファローで学んだことは今後のキャリアにおいてとても貴重なものになると主張した。
「ミスを恐れちゃいけないんだ」とトゥルビスキー。「みんなが自由にプレーしてこそ、人はベストになれる。俺は(ビルズが)どうやってジョシュを助けるのかを学びたかったんだ。そしてそれをこの目で見た」
大勢のチームがクオーターバックを探しているところであり、先発経験のあるフリーエージェントは少ない。トゥルビスキーはポジションを争わせようと考えているクラブに仲間入りする可能性もある。例えば、ブライアン・ダボールに付いてニューヨーク・ジャイアンツに行き、ダニエル・ジョーンズとポジションを争うというのはそうした可能性の1つだ。
NFLチームは上位指名の選手についてドラフト前の評価に固執することがしばしばあるため、トゥルビスキーのことを、正しい状況にあれば輝ける眠ったままの逸材と考えるクラブが複数現れる可能性は十分にある。
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