クリーブランドに残留希望だが、「他の場所でもタイトル貢献」は可能とWRランドリー
2022年02月23日(水) 19:47ジャービス・ランドリーはクリーブランドを去ろうとしているのか?
ブラウンズのワイドレシーバー(WR)は現地22日(火)の朝にいくつかのツイートを投稿し、昨シーズンはケガを押してプレーを続けていたと明かして、オハイオでの彼の将来に疑問を抱かせた。
「本当のことを言うと、俺は裏でこれだけのことがありながら、人生で一番の状態でプレーに戻ってきたんだ。第2週に俺はMCL(内側側副靱帯)の重度の捻挫、大腿(だいたい)四頭筋の部分断裂と骨挫傷というケガをした」と彼は説明する。「それからあっという間に復帰して、結局シーズン全体を通してケガをしたままだった。今まで一度も言ったことはなかったけどな」
「ついでに、メディアの前に出なかったのは、試合の週と試合後にできるだけ健康な状態でフィールドに出るために集中していたからだ。決められた戦略的プランに従っただけ」
「俺は残りたいって気持ちをクリーブランドに伝えて判断を委ねた。けど、もしそうならなかったとしても、今年はもっと健康になれる自信があるし、どっか他の場所に行ってもチャンピオンシップで勝つために自分の役目を果たせるって自信がある」
ケガをしていたという言葉を受けて、2021年の彼の苦戦を見てみよう。昨年のランドリーは12試合に出場して52回のキャッチで570ヤード、タッチダウンは2回とキャリアワーストの成績だった。
「これまで俺は欠場0試合だった。そこんところよろしくな」とランドリーは記した。
この連続ツイートでより興味深い点は、チームとの間に複数年契約を結べなければ、彼が“どこか別の場所でチャンピオンシップ優勝”を狙うかもしれないとほのめかしていることだ。
2018年にクラブ入りして以来、ランドリーは近年のブラウンズの転換において重要な歯車となってきた。29歳の彼は2018年にサインした7,550万ドル(約86億9,000万円)という5年契約の最終年を迎えようとしている。サラリーキャップ上では1,637万9,000ドル(約18億8,000万円)を占めることになっているが、1,430万ドル(約16億5,000万円)のベースサラリーは保証されていないことから、ブラウンズがわずかなデッドマネーで次に進むことは十分に考えられる。
見方を変えると、ランドリーがいなくなった場合、ブラウンズのレシーブ陣はひどく弱体化するということだ。昨年にオデル・ベッカムをリリースしたクリーブランドのデプスチャートには現在、ランドリー、ドノヴァン・ピープル・ジョーンズとアンソニー・シュワルツがいる。ラシャード・ヒギンスは無制限のフリーエージェントになる予定だ。
クリーブランドでの4年間で、ランドリーは288回のパスをキャッチし、3,560ヤードとタッチダウン15回を奪った。2022年にそれらの記録を伸ばすのか、それともOBJに続いて町を出るのか、それが問題だ。
I GAVE EVERYTHING!!!! EVERYTHING
— Jarvis Juice Landry (@God_Son80) February 22, 2022
「俺は全部出し切った!!!! 全部だ」
【M】