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膝の手術の成功と子の誕生に感謝と喜びを示すラムズWRベッカム

2022年02月24日(木) 08:59


ロサンゼルス・ラムズのオデル・ベッカム【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

ロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムにとっては、盛りだくさんの1カ月になっている。

ベッカムはスーパーボウルで勝利し、子の誕生を目にし、膝の手術を完了した。

第56回スーパーボウルでACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したベッカムは、現地22日(火)に『Instagram(インスタグラム)』で手術が成功裏に終わったことを報告。来月にフリーエージェント(FA)になるベッカムにとっては重要な進展だ。

「神の御導きだ。手術は成功」と記したベッカムは次のように続けている。

「ずっと言っていたように、“これは決まっていたこと”。俺はただ神の筋書きに従い、神が俺をどこへ導くのか見るだけだ。正直に言って、俺は今のこの場所に来るまでに、ものすごくたくさんのことを徹底してやってきた。その中で、自分を深く掘り下げ、自分自身を見つけ出してきた。そういうすべての仕事や成長から一つ言えるとすれば、俺は立ち直りが早いってことだ。俺の心から信仰を取り去ることはできない。毎年俺が“これは俺の年だ”って言うから、皆あきてんだろうな。“だが、俺は戻ってくる!!!” 俺がこれまで以上に良くなって戻ってくるって、思っておいた方がいいぜ。俺は本心から言ってるんだ。愛と感謝に満ちている。皆の愛と応援に感謝しているし、これは終わりじゃない。俺がずっと夢見てきたすべての始まりに過ぎないんだ。愛してるぜ」

クリーブランド・ブラウンズで苦戦してリリースされた後、ベッカムはラムズがロンバルディトロフィーを獲得する上でカギとなる存在になった。膝の問題がフリーエージェントマーケットに影響するだろうが、OBJはそれでも正しいオフェンスの中で違いを生みだすことができると証明している。

スーパーボウルを迎える上で、パートナーであるローレン・ウッドさんとの子どもがいつ生まれるかが分からない状態だった。2人の赤ちゃんはSoFiスタジアムの紙吹雪が降りやむのを待って生まれてきたようだ。

「2022年2月17日、6時5分。俺の人生でこれ以上ないくらい大きな恵みがこの世に降りてきた!」とベッカムは記した。

「言葉では俺の中に走った圧倒的な感情を言い表せない。あの瞬間を俺はずっと忘れないし、ずっと胸に抱き続ける。ローレン・ウッド、あんたは俺の人生を永遠に変えてしまった。何よりも美しいギフトを俺に届けてくれた・・・楽々と! お前の強さは俺に進み続ける勇気をくれた。お前がそばに居続けてくれれば、何でも乗り越えられる。心の底から愛してる。こうやって旅は続くんだ」

ベッカムのフットボールの旅は、フリーエージェンシーという局面に入ろうとしている。

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