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パッカーズがNTクラークの契約を再構築

2022年02月24日(木) 14:51


グリーンベイ・パッカーズのケニー・クラーク【Ryan Kang via AP】

グリーンベイ・パッカーズは今週、サラリーキャップの山を崩そうと取り組んでいる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に現地23日(水)に報じたところによれば、パッカーズはノーズタックル(NT)ケニー・クラークの契約を再構築したとのことだ。

単純な再構築によって720万ドル(約8億3,000万円)のサラリーと640万ドル(7億3,000万円)のロースターボーナスが1,360万ドル(約15億6,000万円)のサインボーナスに置き換えられた。また、パッカーズは現在の契約に2年のボイドイヤー(無効年)を加え、キャップヒットがおよぶ期間を広げたという。

この再構築によって2022年のキャップスペースに1,080万ドル(約12億4,000万円)分の空きが生じる。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』によれば、パッカーズのジェネラルマネジャー(GM)であるブライアン・ギュートカンストはクラークの契約について水曜日にこう語ったという。

「われわれはケニーの契約に手を入れた。これから、さらに多くのものを調整するだろう」

通常、単純な契約再構築はそれほど注目に値しない。多くのチームは再構築を通してキャップの負担を将来へ先送りし、来るシーズンに向けて余裕を生みだそうとする。しかし、『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、パッカーズはクラークの契約再構築前に2022年に推定されるサラリーキャップを4,270万ドル超過しており、今回の調整は注目すべき最初の動きだった。

水曜日に本人が語ったように、ギュートカンストGMは今後数週間でさらに契約を調整していくだろう。クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスの未来について疑問が生じている中、パッカーズは来るシーズンに向けてできるだけ多くの余裕を必要としている。

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