足並みをそろえて前に歩き出すQBマレーとカーディナルス
2022年02月25日(金) 14:06もうナンセンスは終わり。砂漠のドラマがついに沈静化している。
『Instagram(インスタグラム)』のアカウントからチーム関連の画像等を一掃していたクオーターバック(QB)カイラー・マレーがアリゾナ・カーディナルスと足並みをそろえており、共に前進していくことを目標にしていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェーン・スレーターが現地24日(木)に伝えた。
チームとマレーの間は“すべてが順調”だと報じたスレーターの見解によれば、両陣営は元全体1位指名選手であるマレーの5年目オプションの行使、もしくは長期契約の合意に向けて取り組んでいるという。マレーのルーキー契約はあと1年残っている。
『Instagram』でチーム関連の画像等を削除したことを受け、チーム内で未熟さやリーダーシップの欠如が指摘されていると報じられたマレーは、10日前にソーシャルメディア上で声明を出している。
「俺はこの試合が大好きだからこそプレーしているし、チームメイトや、俺を信じてここまで導いてくれたみんなのため、そして優勝を勝ち取るためでもある。こんなくだらないことはどうでもいいし、これまでも、そしてこれからもそうだ。これまで一緒に歩んだことのある人なら、どれほど大変な思いをしているか分かってくれているはずだ」
「俺のことが好きでも嫌いでも、成長し続けてより良くなっていく」
マレーの『Instagram』アカウントには今も3枚の画像しかないが、そのうち1枚はカーディナルスのユニフォームを着たマレーの姿であり、両者の関係は改善したようだとスレーターは伝えた。
アリゾナに立ち込めていた不穏な雲は去り、マレーとカーディナルスは共に前を見て歩みだそうとしている。
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