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QBマレーは長期計画の一部に組み込まれているとカーディナルスオーナー

2022年02月26日(土) 10:06


アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Rick Scuteri】

クオーターバック(QB)カイラー・マレーに関して雲行きが怪しい状態でオフシーズンを迎えたアリゾナの空がクリアになり始めてきた。

現地25日(金)に『Arizona Sports 98.7 FM(アリゾナ・スポーツ98.7FM)』に出演したアリゾナ・カーディナルスのオーナーであるマイケル・ビッドウィルは、木曜夜にマレーと会話したと明かしており、チームとマレーの関係に対する憶測がマレーとの会話と矛盾していると指摘している。

『The Arizona Republic(ザ・アリゾナ・リパブリック)』のボブ・マクマナマンによると、ビッドウィルは「“彼のことが大好きだ”と言わせてほしい。彼はより良くなっていくと分かっている」と語ったという。

ビッドウィルのコメントは『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェーン・スレーターが木曜日にマレーとクラブは“すべて順調”だと報じた後に続くものだ。

マレーの将来をめぐる騒動は、マレーがプロボウルの後に自分のソーシャルメディアのアカウントからカーディナルスに関連する投稿を削除し、カーディナルスも同じようにマレーに関する投稿を一部削除したことから始まっている。

冷静さを取り戻してきたマレーとチームの双方は、マレーが4年目のシーズンを迎えるにあたり、長期契約に向けて取り組んでいくだろう。チームは5年目オプションを行使すると見込まれているが、ビッドウィルはマレーがこの先もずっとカーディナルスにいると計画しているようだ。

ビッドウィルは今オフシーズンの契約延長の可能性について「仕組みやタイミングなど、それは複雑なプロセスであるため、それなりに時間がかかる。カイラーはわれわれの長期計画の一部だ」と話している。

オフシーズンにカーディナルスに立ちはだかるもう一つの問題は、フリーエージェント(FA)となるラインバッカー(LB)チャンドラー・ジョーンズの将来だ。キャップ状況によってジョーンズの保持が困難になる可能性はあるものの、ビッドウィルはジョーンズとの再契約を楽観的に考えているようで、「われわれはチャンドラーが大好きだし、ぜひ戻ってきてもらいたい」とコメントしている。

【RA】