これまでのところ、デレック・カーと新ヘッドコーチ（HC）ジョシュ・マクダニエルズのラスベガス・レイダースはうまくいっているようだ。

現地25日（金）、マクダニエルズがレイダースの新HCに就任して以来初めて公に口を開いたカーは、これからオフシーズンが進むにつれて、マクダニエルズと新ジェネラルマネジャー（GM）デイブ・ジグラーのことを知っていくのを“楽しみにしている”と語った。

「彼らは最高にいい人たちだ。すごくよくしてくれている」というカーの発言を『Las Vegas Review-Journal（ラスベガス・レビュー・ジャーナル）』が伝えている。「彼らのことをもっと知るのが楽しみだ。ビジネス的な関係はもちろんだけど、できたら家族も一緒に集まって、お互いのことを知っていき、去年のような一体感を築いていきたい」

春が近づくにつれて、オフシーズンのビジネスサイドはカーとレイダースにとって極めて重要なものとなる。カーは今後契約更新期を迎えることになり、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは今月前半に、前HCジョン・グルーデンの下でこれまで何度も先行き不透明なままオフシーズンを過ごしてきたカーに対し、チームは長期的QBとして迎える用意があると伝えている。

カーは2017年にサインした1億2,500万ドル（約144億4,000万円）の5年契約の最終年に入っている。契約交渉の結果、好条件の短期契約が出てくる可能性もあるとラポポートは以前に述べていた。現在の交渉段階については触れようとしなかったカーだが、高額の契約を手に入れることと、レイダースが他の選手を獲得できるようにするバランスが必要だと認めている。彼が大学時代のチームメイト、デイバント・アダムスと一緒にプレーしたがっていることは誰もが知っている。アダムス自身もグリーンベイ・パッカーズと契約交渉の真っ最中だ。

「そういったことを考える時に、それが頭にあるのは明らかだ」とカーは言っている。「でも、他にも一緒にプレーしたいフットボール選手たちはいるから、そのことも気に留めておくようにしているよ」

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