サンフランシスコ・49ersは近い将来にクオーターバック（QB）ジミー・ガロポロをトレードに出すと見られている。その前に、ガロポロは手術を受ける予定だ。

ジミーGが投球側の肩に負った関節包断裂を治療するための手術を来週中に受ける予定だと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じた。

肩のリハビリのため、ガロポロは16週にわたって投球ができない見込みだ。つまり、OTA（チーム合同練習）とミニキャンプは逃すことになる。しかし、6月の終わりには投球できる見通しであり、シーズンに向けた準備は整うとラポポートは伝えている。

今回の手術によって、トレードを実現させるには詳しい医療上の情報のみならず、ガロポロ獲得に関心を持つ側からの大胆な決断も必要になってくる。

ダラス・カウボーイズに勝利したワイルドカード戦で負傷したガロポロは、ポストシーズンを戦う中でプレーオフ最後の2戦では投球しようとした際にケガが感じられると語っていた。また、手術は必要ないものの、右の親指も負傷している。

今季に2,420万ドル（約27億8,000万円）のベースサラリーを受け取ることになっているガロポロだが、その報酬の中に保証された部分はない。49ersは昨年のドラフトでQBトレイ・ランスを指名しており、2022年はこの若きQBにチームを任せる計画だ。

肩の手術はシーズン開幕時のガロポロの状態に影響を及ぼさないかもしれないが、トレードにおける価値には影響する可能性がある。今回の負傷は過去4シーズンにレギュラーシーズン25試合を逃してきたガロポロの、最新のケガの問題となっている。

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