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うわさの中でもコルツのWRたちとワークアウトを続けるQBウェンツ

2022年03月02日(水) 15:01


インディアナポリス・コルツのカーソン・ウェンツ【AP Photo/Zach Bolinger】

クオーターバック(QB)カーソン・ウェンツのインディアナポリス・コルツにおける未来は不確かなままだ。だからといって、ウェンツが2022年に向けた準備をやめることはない。

チーム首脳陣がウェンツについての決断を下すまでには至っていないと発言する以前、ウェンツは『Instagram(インスタグラム)』にワイドレシーバー(WR)マイケル・ピットマンやデズモン・パットモンと一緒に映っている画像を投稿し、「仲間と一緒にまたオフィスでの1日」というキャプションを添えている。

新リーグイヤーが近づいてくる中、ウェンツの未来についてはさまざまなうわさが飛び交っており、コルツの番記者の多くが変化の訪れを予測している。ウェンツのベースサラリー2,200万ドル(約25億3,000万円)のすべて――現段階で保障されている1,500万ドルを700万ドル上回る額――が現地3月18日(金)から保証されるほか、ウェンツはロースターボーナスとして629万4,000ドル(約7億2,000万円)を受け取ることになる。

ある種の期限が近づきつつある今、コルツはウェンツのアップグレードを見つけられるか、それともウェンツの復活に期待するかを決定しなければならない。シーズン終盤にかけて苦戦したウェンツはラスト5試合中4試合で200ヤードを下回った。ジャクソンビル・ジャガーズに敗れたシーズン最終戦ではインターセプトを喫し、ポストシーズン進出がかかった重要な試合で違いを生みだすことができなかった。

チームオーナーのジム・アーセイはレギュラーシーズンでの敗退を受け、変化が必要だと示唆していた。しかし、コーチングスタッフやフロントオフィスのメンバーで解雇された者はなく、他に交代させる要素としてはクオーターバックを残すばかりの状況となっている。

変化の可能性が迫る中でも、ウェンツは己のすべきことを続けるだろう。それは、新シーズンもコルツのセンター後ろに立つ選手であるかのように、トップターゲットになるはずの選手たちにボールを投げることだ。

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