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カーディナルスがHCキングスベリー、GMカイムとの契約を延長

2022年03月03日(木) 09:56


アリゾナ・カーディナルスのクリフ・キングズベリー【NFL】

アリゾナ・カーディナルスはヘッドコーチ(HC)クリフ・キングスベリーとジェネラルマネジャー(GM)スティーブ・カイムにこれからも長くチームを委ねていく。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地2日(水)に報じたところによれば、カーディナルスはヘッドコーチおよびジェネラルマネジャーとの契約延長に合意したとのことだ。カーディナルスも後に、2027年シーズン末までのこの契約延長のニュースを認めている。

カーディナルスのオーナーであるマイケル・ビッドウィルは声明の中で「スティーブとクリフのリーダーシップは過去3シーズンにおけるチーム立て直しにおけるカギとなる要素だった」と語った。

「われわれはその成長を続けることを期待しており、この2人が一つのオーガナイゼーションとしての長期的な目標を達成する上で大きな役割を果たすと評価している」

キングスベリーとカイムはカーディナルスが2015年以来のプレーオフ進出を果たすのに一役買った。しかし、その将来については――特にキングスベリーの未来については――疑念もあった。カーディナルスの調子は後半から崩れ、最後にはスーパーワイルドカード週末にロサンゼルス・ラムズに大敗を喫している。

7勝0敗でシーズンをスタートし、クオーターバック(QB)カイラー・マレーがMVP候補にも挙がっていたカーディナルスだったが、シーズン半ばから終盤にかけては不調に苦しんだ。しかし、2021年の終わり方がカーディナルスとキングスベリーHCやカイムGMとの再契約を阻むことはなかった。

キングスベリーHCは2018年に3勝13敗を記録したチームのかじ取り役を引き受けた。2018年ドラフトの全体1位でマレーを指名したカーディナルスは、キングスベリーHCの指揮下で白星を増やしていき、2019年に5勝10敗1分、2020年に8勝8敗、2021年に11勝6敗を記録。この2人に残された仕事はプレーオフでの成功、そしてマレーとの契約問題の解消だ。

マレーのエージェントである――キングスベリーのエージェントでもある――エリック・バークハードは月曜日にマレーが長期契約を望んでいるとの声明を出していた。

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