カーディナルスがWRイザベラにトレード追及を許可
2022年03月03日(木) 11:34ワイドレシーバー(WR)アンディ・イザベラのアリゾナ・カーディナルスでの時間に終わりが訪れようとしている。
イザベラのエージェントであるブラッドリー・ブランクが現地2日(水)に『CBS Sports(CBS)スポーツ』のジョシナ・アンダーソンに語ったところによれば、イザベラにトレード先を探す許可が出たとのことだ。
「カーディナルスを含めてわれわれ全員が、フレッシュなスタートを切ることがアンディにとってベストかもしれないとの結論に至ったと考えている」とブランクは話した。
カーディナルスは2019年ドラフトの2巡目でイザベラを指名。レシーバー陣のスピードを強化する狙いがあったものの、うまく機能しなかった。
アリゾナでの3シーズンで、イザベラの記録はキャッチ31回、426ヤード、タッチダウン3回にとどまった。2021年には主力から外れ、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば28回しか攻撃陣のスナップに参加しておらず、ターゲット1回でキャッチ1回、13ヤードをマークしている。
カーディナルスは全体62位でイザベラを指名した。これはジョシュ・ローゼンをマイアミ・ドルフィンズに送ったトレードで獲得した指名権であり、イザベラ後に指名されたD.K.メットカーフ(64位)、ディオンテ・ジョンソン(66位)、テリー・マクローリン(76位)らはそれぞれのチームで活躍している。
イザベラはルーキー契約の最終年に147万3,000ドル(約17億円)を受け取ることになっている。
チームとは常にスピードを求めるものであり、2022年の戦力としてイザベラを獲得するという賭けに出るチームがあってもおかしくない。これまでの生産性が高くないために、トレードのコストも大きな負担にはならないだろう。
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