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ショーン・ペイトンがダラスに来るといううわさに「関わりたくない」とカウボーイズHCマッカーシー

2022年03月03日(木) 13:18


ダラス・カウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシー【AP Photo/Matt Patterson】

スーパーボウル優勝を経験しているショーン・ペイトンがニューオーリンズ・セインツを退任して以来、いつかはダラス・カウボーイズのヘッドコーチ(HC)になるのではないかという憶測が話題に上るようになった。

カウボーイズの現在のHCであるマイク・マッカーシーはその議論には参加したくないという。

チームの公式サイトが報じたところによれば、「そういう会話には関わりたくない」とマッカーシーHCは現地1日(火)のNFLスカウティング・コンバイン中に述べたとのことだ。「どちらの側であれ、誰もそんな話には加わりたくないだろう。ショーンのためにも言っておくと、彼だって質問されているんだ。そんなことをしてもいいことは何もない」

カウボーイズがプレーオフでサンフランシスコ・49ersに負けたあと、オーナーのジェリー・ジョーンズはマッカーシーHCと彼のスタッフの将来については触れようとしなかった。これまでにも繰り返しジョーンズが誘っているカウボーイズの元アシスタントであるペイトンがセインツを去ったのを受けて、彼がカウボーイズの指導者になるのではという憶測が飛び交うようになった。

マッカーシーHCはさらにこう述べている。「私はオーナーとGMの両方の立場としてのジェリーと多くの時間を過ごせるということをみなさんには理解してもらう必要があると思っている。われわれの会話の中ではヘッドコーチとGMの関係について良く話し合っている。その関係の深さには自信がある。ロースターに関してはいくつか大きな決断を迫られている。彼もそれを認め、私たちはそのことについて笑いながら話し、先に進んだ。そういう感じなんだ。外野は好きなように話してもらって構わないが、われわれの勝利の邪魔になるような話題でも何でもないと私は思っている」

マッカーシーHCが、自分の職とそれをペイトンがいずれ引き継ぐ可能性についての話題を完全に終わらせる唯一の方法は、カウボーイズが2022年に大勝することだ。スーパーボウル出場を逃せば、次のオフシーズンにもまた同じ憶測がつきまとうことになるだろう。

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