QBジャクソンのペースに合わせて契約延長をまとめるとレイブンズGMデコスタ
2022年03月03日(木) 15:29ボルティモア・レイブンズは2018年ドラフトでクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンを指名したときに、自分たちが持っていた価値を最大に生かしたことを承知していた。一方で、彼らはジャクソンを間もなく失うことについては心配していない。
昨年の大部分でジャクソンの契約状態が話題になってきた。バッファロー・ビルズが2021年シーズンが始まる前にQBジョシュ・アレンと長期契約を結んだことで、その傾向は強まっている。現地2日(水)、レイブンズのジェネラルマネジャー(GM)であるエリック・デコスタはNFLスカウティングコンバインの会場でジャクソンの未来について多くの質問を受けながらも、これまでと同じ調子を貫いている。
レイブンズがジャクソンと近いうちに契約を延長するかとの問いに対し、デコスタGMは「どこかの時点でそうなることを願っている。われわれはそうするつもりだ」と答えた。
「われわれは長い間この件について話し合っており、前にも言ったが、ラマーの緊急性に沿って取り組む。彼と私は話し合いを進めている。つい最近にも話したところだ。彼はどうやったら私をつかまえられるか知っているし、私もどうやって彼をつかまえるか知っている。彼が最近、何人かと一緒にウェストコーストでワークアウトしていたと聞いてとてもうれしく思っている。ワクワクするね。われわれが実際に考えていることが、今年、自分たちにできるかぎりベストのチームになる上で役立つだろう」
「彼はわれわれがこれから3年や4年、5年のレイブンズを考えるときにチームの非常に大きな部分を占めると思っている男であり、われわれがスーパーボウルに行く助けになる選手だ」
ジャクソンについてのうわさがささやかれる理由は、契約がまだ締結されていないという一点に尽きる。ジャクソンは2019年にNFLのMVPに選ばれており、その存在がレイブンズを継続的なコンテンダーにしてきた。足首の負傷でジャクソンのシーズンが終わってしまうまで、レイブンズはプレーオフにコマを進めるチームだと見られていた。
ジャクソンがケガをしている間はタイラー・ハントリーがプレーしたものの、ジャクソンの代役とはなれなかった。レイブンズのオフェンスはジャクソンのスキルを中心に組み立てられており、ジャクソンのキャリア最初の4年で2度のディビジョンタイトルと3回のプレーオフ進出を決めている。レイブンズとジャクソンがまだ手にできていないのは一番重要なもの、すなわちロンバルディトロフィーのみだ。
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