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ブロンコス残留を希望しているRBゴードン、「やり残した仕事がある」

2022年03月04日(金) 11:13


デンバー・ブロンコスのメルビン・ゴードン【AP Photo/Jack Dempsey】

ランニングバック(RB)メルビン・ゴードンはフリーエージェント(FA)になる予定だが、選択肢があればデンバー・ブロンコスに残ることを選ぶだろう。

ゴードンは現地2日(水)に『Denver7(デンバー7)』のトロイ・レンクに対して「戻ってきたいとずっと思っている。デンバーでチャンピオンシップを制覇したい。みんなといい関係をたくさん作れた。本当にいいチームだと感じている。才能あるチームを離れてどこかへ行くなんて、最悪さ」と語っている。

「やり残した仕事があるし、それを終わらせないといけない。ぜひとも残りたい。(ジェネラルマネジャー/GMの)ジョージ(ペイトン)とは話した。それについて話した。俺のことを高く評価していると言ってくれた。彼の物事の進め方やそのやり方が本当に好きだ」

ゴードンはロサンゼルス・チャージャーズで5シーズンを過ごした後、2020年にブロンコスと2年1,600万ドル(約18億5,000万円)の契約を結んだ。

新人RBジャボンテ・ウィリアムズとバックフィールドを共有していたゴードンは、2021年シーズンに16試合に出場してキャリー203回で918ヤード、タッチダウン8回をマークしている。

ペイトンGMは今週、ウィリアムズとのコンビを維持するべくゴードンとの再契約を検討していると言及しており、次のように述べた。

「メルビンとジャボンテは互いによく補い合っていたと思う。互いに助け合っていた。メルビンはジャボンテに対して完全なプロとしての姿勢を取っており、ジャボンテもその関係に感謝していると思う。メルビンとは本当にいい話し合いをしてきた。われわれは彼に戻ってきてもらいたい。本当に良いバックだと今でも思っている。このリーグではランナーが2人か3人必要だ。傷だらけになるし、タフなポジションだ」

ウィリアムズはすべてのダウンで活躍できるバックとしての才能を見せている上に、ブロンコスは昨オフシーズンにRBマイク・ブーンとも契約している。ブーンはゴードンが残留しない場合に補完的な役割を果たせるだろう。

問題は、ゴードンがオープンマーケットで何を見つけられるかということだ。大型契約を結べない場合、ブロンコスに戻ってくる可能性もある。

4月に29歳になるが、年齢は関係ないと考えているゴードンは、こう話している。

「(ランニング)バックたちに何を思うのか。30代とか20代後半になると、もう衰えるしかないと思うみたいだ。そうじゃない。俺はフランク・ゴアの数字をほぼ毎日見ている。自分の携帯電話にも保存してある。彼は8年目も1,000ヤード(1,214ヤード)を記録していた。9年目も1,000ヤード(1,128ヤード)を記録している。そんな感じで自分の将来を捉えている。フットボールが大好きだ。彼はお手本になるような素晴らしい人物だ」

【RA】