ダラス・カウボーイズはタイトエンド（TE）ブレイク・ジャーウィン不在の状態で2022年シーズン開幕を迎えることになりそうだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによると、先月に股関節の手術を受けたジャーウィンはシーズン開幕までに復帰できない見込みだという。ジャーウィンが受けた手術はNFLの現役選手としては珍しいものだとされている。

手術に関する第一報を伝えたのは『Dallas Morning News（ダラス・モーニング・ニュース）』のマイケル・ゲールケンだ。

ジャーウィンは2021年シーズンで7試合に先発出場した後に股関節を負傷して故障者リザーブ（IR）に置かれている。シーズン終盤に復帰を果たすも、控えめなプレーにとどまった。シーズン通算ではキャッチ11回、96ヤード、タッチダウン2回をマーク。2020年シーズンはACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂する前にわずか1試合しか出場していなかった。

27歳のジャーウィンの将来は今、不確かなものになっている。

TEのダルトン・シュルツとジェルミー・スプリンクルがフリーエージェント（FA）になろうとしている中、ジャーウィンのステータスはカウボーイズがオフシーズンにどうアプローチするかに重要な役割を果たす可能性がある。

シュルツはフリーエージェントのマーケットで引く手あまたになると見込まれており、カウボーイズはロースターにナンバー1タイトエンドを確保しておくためにシュルツにフランチャイズタグを使用するかもしれない。

【RA】