パッカーズがスターCBアレクサンダーとの契約延長の交渉を再開
2022年03月07日(月) 09:44グリーンベイ・パッカーズはクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの帰還に期待しつつ、守備陣のスターの一人を今後数年にわたってチームにとどめようとしている。
パッカーズがスターコーナーバック(CB)ジャイア・アレクサンダーとの契約延長の交渉を再開したことを、現地6日(日)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがNFLスカウティングコンバインの放送中に伝えた。
「延長は通常、春から夏に行われるが、彼は確実にパッカーズが本当に長い期間でキープしたいと思っている一人だ」とラポポートは説明している。
25歳のアレクサンダーはルーキー契約の最終年である2022年に1,330万ドル(約15億3,000万円)を受け取ることになっている。
2018年にドラフト1巡目で指名されたアレクサンダーはパッカーズの高い期待に応え、2020年にプロボウルに選ばれたほか、オールプロのセカンドチームにも選出された。2021年は肩の負傷によって大部分で欠場を強いられ、出場したのはパッカーズがディビジョナルラウンドでサンフランシスコ・49ersに敗れた試合に控えめに登場したのを含めて5戦のみだった。
ブライアン・グーテクンストがパッカーズのジェネラルマネジャー(GM)として最初に選択したのがアレクサンダーだった。グーテクンストは確実に、アレクサンダーがフリーエージェンシー(FA)の動向を伺ってすらいない段階で、その活躍にふさわしい契約によってスターCBに報いることを望んでいるだろう。しかし、サラリーキャップ的に厳しい状況にあるパッカーズは、ロジャースやフリーエージェントになるデイバント・アダムスの件を含め、新リーグイヤーが始まる前に多くのことに対処しなければならない。
パッカーズがアレクサンダーとの契約を延長するのか、それがいつなのかは別として、契約がまとまったとすれば、アレクサンダーがポジション内でトップ5の報酬を受けることは間違いない。それはダリウス・スレイの1年あたり1,670万ドル(約19億2,000万円)からジャレン・ラムジーの平均2,000万ドル(約23億円)の間に位置することになる。また、間もなくフリーエージェントになるニューイングランド・ペイトリオッツのJ.C.ジャクソンもトップクラスの契約を結ぶと見られている。ジャクソンがアレクサンダーの前に長期契約をまとめたとすれば、チームとの交渉においてアレクサンダー側の影響力が強まるかもしれない。
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