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FAを前にブロンコスに戻る可能性を示唆したOLBミラー

2022年03月08日(火) 11:13

ロサンゼルス・ラムズのボン・ミラー【AP Photo/Lynne Sladky】

ロサンゼルス・ラムズの一員として第56回スーパーボウルに向けての準備を進める中で、アウトサイドラインバッカー(OLB)ボン・ミラーはデンバー・ブロンコスを去ることは決して望んでいなかったと繰り返していた。勝利の余韻が残る今、ミラーはデンバーに戻る準備をしているのかもしれない。

ミラーはブロンコスに戻ることを示唆する内容を現地7日(月)にソーシャルメディアに投稿した。

『Twitter(ツイッター)』には「昔のものをちょっと取り戻したい・・・5280」と投稿。マイルハイシティ(デンバーの標高は1マイル/5,280フィート)について言及しているように見受けられる。

ミラーはその前に『Instagram(インスタグラム)』のストーリーズにブロンコス時代の写真を2枚載せており、1枚目には青色とオレンジ色のユニフォームではかつて使っていた58番か現在のナンバーである40番のどちらを着るべきか、と問うキャプションをつけ、2枚目には「昔のロッカーを返してもらえるかな?」とのメッセージを添えていた。

ラムズは昨シーズンの途中からチームに参加してくれたミラーを喜んで受け入れるだろう。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは週末にかけて、両者は相互に関心を持っていると伝えていた。しかし、ラムズとブロンコスはミラーを獲得するチームの候補となっているに過ぎない。

ミラーは今オフシーズンに初めてフリーエージェント(FA)になる予定であり、NFLネットワークのマイク・ガラフォロによると、ミラーはオープンマーケットをすべて見尽くすつもりだという。大きな印象を残して2021年シーズンを締めくくったミラーは、再び大型契約を手に入れる可能性が高い。ミラーは『NFL.com』のグレッグ・ローゼンタールが選ぶ2022年のFAトップ101で7位につけている。

ラムズとは異なり、キャップスペースに十分に余裕があるブロンコスは、ミラーがキャリア11年間のほとんどを過ごしてきた場所だ。ソーシャルメディアの投稿が何らかの兆候であれば、ブロンコスはミラーの心のよりどころでもあると言えよう。

【RA】