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49ersがESPNアナリストのブライアン・グリーシーをQBコーチに任命

2022年03月08日(火) 15:49


サンフランシスコ・49ers【NFL】

スーパーボウル進出まであと1勝のところでシーズンを終えたサンフランシスコ・49ersがコーチングスタッフを一新した。チームは現地3月7日(月)に数名の実績あるコーチの加入を発表している。

49ersはかつてプロボウルに選出されたクオーターバック(QB)だったブライアン・グリーシーをQBコーチとして採用したと発表した。グリーシーは、『ESPN』のアナリストとして13年間を過ごし、最後の2年間はマンデーナイトフットボール(MNF)に出演していた。11年間のキャリアで4つのチームでプレーしたグリーシーにとって、これが初のコーチ業となる。

また、チームはアンソニー・リンをアシスタントヘッドコーチ(HC)兼ランニングバック(RB)コーチに加えることも正式に決定している。『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウルフが2月上旬、レギュラーシーズン終了後にデトロイト・ライオンズと決別したリンが49ersへ向かうと報じていた。リンはチャージャーズで4年間ヘッドコーチ(HC)を務めた後、ライオンズのオフェンスコーディネーター(OC)を1シーズン務めていた。

リンとグリーシーは、お互いに、そしてヘッドコーチ(HC)のカイル・シャナハンとも以前から交流がある。2人の新アシスタントは、カイル・シャナハンがまだボールボーイだった時期に、デンバー・ブロンコスのマイク・シャナハンの下で一緒にプレーしていた。また、シャナハンはグリーシーがバッカニアーズでプレーした2004年と2005年の2シーズンに、バッカニアーズで攻撃陣のクオリティコントロールコーチを務めていた。グリーシーの2004年の成績は、パス成功率69.2%、2,632ヤード獲得、タッチダウン20回、インターセプト12回と、彼のキャリアの中でも最高のものだった。

長年スペシャルチームコーディネーターを務めたブライアン・シュナイダーも、ベアーズの新アシスタントに就任したリチャード・ハイタワーの後任として49ersのスタッフとして加わった。シュナイダーは11シーズンに渡ってシアトル・シーホークスでスペシャルチームコーディネーターを務めた後、2021年にジャクソンビル・ジャガーズでも同じ職を務めていた。また、シャナハンがカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の大学院生アシスタントとしてコーチのキャリアをスタートさせた2003年には、UCLAのスペシャルチームコーディネーターを務めていた。

さらに、49ersは5人のアシスタントの担当を変更。ランゲームコーディネーターのクリス・フォースターにオフェンシブライン(OL)コーチの役割を加え、ブライアン・フルーリーをタイトエンド(TE)コーチ、レナード・ハンカーソンをワイドレシーバー(WR)コーチ、クレー・クビアクをQBアシスタント、ボビー・スロウィクを攻撃パスゲームコーディネーターに任じている。

その他のスタッフの追加は以下の通り。ステファン・アデゴケ(守備クオリティコントロール)、ジェームズ・クレッグ(OLアシスタント)、ジョー・グレーブス(OLアシスタント)、アサニ・ルーファス(攻撃クオリティコントロール)、デュース・シュワルツ(攻撃クオリティコントロール)、ニック・ソレンセン(守備アシスタント)。

【AK】