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9シーズンを経てコルツTEドイルが引退を発表

2022年03月08日(火) 16:50

インディアナポリス・コルツのジャック・ドイル【AP Photo/Gary McCullough, File】

インディアナポリス・コルツのタイトエンド(TE)ジャック・ドイルがスパイクを脱ぐ。

プロボウルに選出された経歴を持つドイルは現地7日(月)に9シーズンのキャリアに幕を下ろすと発表した。

ドイルは声明で次のように語っている。「90年代後半から2000年代にかけてインディアナポリスで育ったから、コルツの熱狂的なファンになるしかなかった。ずっと応援してきて、これからも応援し続けるチームで9シーズンの間、プレーする機会を得られたのは夢のような話だ。言葉では言い表せないことだ。これからはいちファンに戻り、フットボールという偉大なゲームからは引退することになる」

「フットボールを深く愛している。正しい方法でプレーし、常にフィールドですべてを出し切ることに誇りをもっていた。チームメイトに対する献身というものに深い敬意を抱いている。今、自分の体はこれ以上献身することができないと言っている」

ドラフト外フリーエージェント(FA)だったドイルはテネシー・タイタンズにウェイバーにかけられた後、2013年シーズン開幕を目前にしてコルツと契約した。そこからずっとコルツと共に歩んできたドイルは通算でキャッチ295回、2,729ヤード、タッチダウン24回を記録。ルーキーとして15試合に出場して4年目にはフルタイムの先発選手になるなど、ドイルは常に前進し続けてきた。2017年には1シーズンでキャッチ80回を記録し、プロボウルには2度選出されている。ドイルの引退に際してチームが出した声明によると、2013年以降のキャッチ成功率72.5%はキャッチ200回以上を記録した現役タイトエンドの中で2番目に高い割合だという。

コルツのオーナーであるジム・アーセイは「ジャックは気品を備えて自分自身とその家族を代表していただけではなく、最高のプロ意識を持って組織全体とコミュニティーを代表していた。選手生活の中でジャックと妻のキャシーさんがコミュニティーに与えてくれた影響を称賛しており、そのコミットメントは今後も揺らぐことがないと理解している。簡単に言えば、ジャックはここのロッカールームで最も好かれている選手の一人だった。彼がここからいなくなり、日曜日に彼のパフォーマンスを見ることができなくなるのは寂しいが、その素晴らしいキャリアを祝福する」と述べた。

「ミスター・リライアブル。何でも屋さん。故郷のヒーロー。ありがとう、@doylejack84」

【RA】