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パッカーズがWRアダムスにフランチャイズタグ

2022年03月09日(水) 08:33

グリーンベイ・パッカーズのデイバント・アダムス【AP Photo/Aaron Gash】

グリーンベイ・パッカーズはワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスをフリーエージェントにさせなかったが、複数年の契約延長に向けた交渉は続く。

現地8日(火)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはパッカーズがアダムスに確実にフランチャイズタグをつけてくるだろうと報道。その後、非独占的なテンダーが正式に確認された。

この動きはより大きな協定に向けた代用となるかもしれない。パッカーズのジェネラルマネジャー(GM)を務めるブライアン・グーテクンストは2月末にアダムスと長期契約を結びたいとの意向を表明。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、アダムスには推定2,014万5,000ドル(約23億3,100万円)のタグがつけられているといい、両者は7月15日までにそれを上回る契約に合意する必要がある。

クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの最も信頼のおけるターゲットと言われるアダムスに、それ以上の価値があることは確かに証明されている。MVPを受賞したロジャースはパッカーズとの契約延長に合意して残留を決めており、これによって少なくとも2022年シーズンに向けたアダムス確保は必然的になったと言えよう。

過去4シーズン、アダムスはレギュラーシーズンのレシーブ数(432)、レシーブヤード(5,310)、タッチダウンレシーブ(47)においてNFLのトップに立っている。スーパーボウルに届かない状況は打破できていないものの、ポストシーズンでの活躍もあった。2019年以降にパッカーズが挑んだプレーオフの5試合すべてで、アダムスは少なくとも8回のパスをキャッチしており、敗北した3試合のいずれも9回のレシーブを記録している。

グーテクンストGMは先ごろ、パッカーズはまだ「チャンピオンシップを争える」位置にいると断言し、アダムスがその方程式で大きな役割を担っていると語っていた。

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