ニュース

チャージャーズがWRマイク・ウィリアムスと3年69億円の契約へ

2022年03月09日(水) 10:27

ロサンゼルス・チャージャーズのマイク・ウィリアムス【AP Photo/Andrew Harnik】

ワイドレシーバー(WR)マイク・ウィリアムスはフリーエージェンシー期間を迎えない。ベテランのワイドアウトはロサンゼルス・チャージャーズに残留するための支払いを受けようとしている。

チャージャーズがウィリアムスと3年6,000万ドル(約69億5,000万円)の契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地8日(火)に情報筋の話を元に伝えた。この契約にはサイン時に保証される4,000万ドル(約46億4,000万円)が含まれるという。

チームもその後、このニュースを明らかにした。

ウィリアムスは火曜日のフランチャイズタグ指定期限の直前に新契約に至り、スタークオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートの下で花開いている攻撃陣にとどまる。

2017年ドラフトの全体7位で指名されたウィリアムスは、成績面でキャリアベストに数えられるシーズンを終えた。ウィリアムスはキャリアハイのキャッチ76回、1,146レシービングヤードを記録し、タッチダウン9回もマーク。タッチダウン数とレシービングヤード、およびキャッチあたりのヤード数において、2021年のチャージャーズでトップとなっている。

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、ウィリアムスはディープパスにおけるレシービングヤード(20エアヤード以上のレシーブが対象)で、2018年以来、NFLで6番目の記録(1,270ヤード)を達成している。ウィリアムスを上回っているのはタイラー・ロケット、タイリーク・ヒル、マイク・エバンス、ステフォン・ディッグス、デイバント・アダムスのみだ。

ディープな部分においてNFLで最も脅威となる選手の一人を確保することは、NFLで最も爆発力を持つ部類の攻撃陣を維持するのに役立つだろう。チャージャーズは2021年にトータルオフェンス(試合平均390.2ヤード)、パス攻撃(試合平均282.4ヤード)、試合平均得点(27.9ポイント)でトップ5に入っている。

グレッグ・ローゼンタールが選ぶトップ101フリーエージェントのリストで、ウィリアムスは6位とされていた。

【A】